大坂正明さん救援会の結成集会が開かれる

８月29日夜、東京・江東区の亀戸文化センター（カメリアプラザ）ホールで、「大坂正明さん救援会」の結成集会が152人の結集で開かれた。
1971年11月の「沖縄返還協定批准阻止」渋谷デモを星野文昭さんらとともに闘った大坂正明さん（北海道帯広市出身、当時千葉工業大学学生）は、その後「殺人罪」のデッチあげで指名手配された。事件から46年後の2017年６月に逮捕・起訴され、現在、東京拘置所に勾留されている。
大坂さんは、デモ警備の機動隊員の死亡には一切関与していない。大坂さんは獄中から無実を叫んで闘っている。彼の闘いを支援し、一日も早く取り戻そうと、ゆかりある人々の呼びかけで救援会が結成された。
結成集会では経過報告と記念講演、弁護団と呼びかけ人のアピールが行われた。救援運動を全国に広げること、また、東京拘置所が大坂さんの鼻の手術・治療を直ちに行うよう求めて運動していくことが訴えられた。