1. HOME
  2. ブログ
  3. 新やぐら反動判決翌朝に天神峰で早朝行動、「この地を必ず守る」

新やぐら反動判決翌朝に天神峰で早朝行動、「この地を必ず守る」

不当極まりない収去・明け渡し命令が出された反対同盟の看板の前で、「この地を絶対に守り抜く」とこぶしを突き上げた(8月26日 成田市天神峰)

新やぐら裁判での不当判決翌日、8月25日の午前7時、成田市天神峰の市東さん宅中庭に三里塚反対同盟と支援連の仲間が集まり、改めてこの地を守る決意を示す早朝行動が行われた。
冒頭、決戦本部長の太郎良陽一さんが、「仮執行宣言を付けられなかったのは『強制執行来るなら来い』と現地での闘いを構えつつ、反対同盟と弁護団、支援の団結の力で裁判闘争を迫力をもってやり切ったからだ。今後もこの団結を崩すことなく協力して闘おう」と呼びかけた。
続いて、事務局の伊藤信晴さんが「内田裁判長は農地の転用の問題にしてもコロナの問題にして一切われわれの意見を聞くことなく空港会社の言いなりの訴訟指揮で判決を下したが、仮執行宣言を付けられなかったところに、この裁判の不正義性が露呈している。反対同盟・支援が一丸となった姿に圧倒されているからだ」と述べた。
その後、支援連の仲間からもそれぞれ決意が語られた。
「市東さんの農地をめぐる3つの裁判を一体で闘おう。追い詰められているのは空港会社だ」「今朝の新聞でNAAの田村社長は誘導路を直線化すると宣言している。国もNAAもあきらめたわけではない。現地での闘いを強化しつつ、全体の力を結集して闘おう」「仮執行宣言を付けることができなかったのは裁判闘争と現地攻防をきちんとやってきた成果だ。われわれが闘う姿勢を崩されなければ勝てる」
最後に、旧小見川県道沿いにある「強制収用実力阻止/第3滑走路粉砕」と大書された看板の前で写真撮影し、農地死守で闘う闘志を示した。(N)

◎請求異議裁判控訴審
9月2日(水)午前10時30分開廷 東京高裁(大法廷)

◎耕作権裁判
9月14日(月)10時30分開廷 千葉地裁601号法廷

◎団結街道裁判
9月18日(金)10時30分 千葉地裁601号法廷

◎三里塚全国総決起集会
9月27日(日)正午~ 会場 成田市赤坂公園 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟

 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択