国民投票法改定案の衆院憲法審査会採決を弾劾 改憲・戦争阻止!大行進が国会前行動
5月6日、立憲民主党の屈服により改憲のための手続法である国民投票法の改定案が衆議院の憲法審査会で採決が強行され、可決された。
11日の衆議院本会議で採決し、6月16日会期末までに参議院での可決・成立が狙われている。
菅義偉首相は5月3日の憲法記念日の講演で「時代にそぐわない部分、不足している部分は改正していくべきではないか」と改憲の意図を露骨に表明した。
これに対して「改憲・戦争阻止!大行進」は、憲法審査会が始まる午前11時から衆議院第二議員会館前で「戦争・治安・改憲NO!総行動実行委員会」主催の集会に合流してともに抗議の声を上げた。
引き続き正午から「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の主催に参加、結集した多くの労働組合や宗教者、市民団体とともに闘った。この集会には主催者発表で500人あまりが参加した。
午後0時10分過ぎに審査会で採決が強行されたとの一報が入るや、参加者全員は採決弾劾のシュプレヒコールを上げて、徹底抗議した。
午後1時からは「改憲・戦争阻止!大行進」の主催で総括集会が開かれ、参加した諸団体からの決意表明が行われた。
菅政権はコロナ危機をショック・ドクトリン的に利用して、国民投票法改定案の成立を突破口に、デジタル独裁法案、入管法改悪案、「土地規制法案」など、まさに国の在り方そのものを変える改憲・戦争攻撃そのものを仕掛けてきている。これらの諸攻撃は一体の攻撃だ。6月の会期末まであと1カ月余り、国会闘争に総決起し、菅の野望をなんとしても打ち砕こう。
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