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日米2プラス2を弾劾

右翼の妨害をものともせず、2プラス2会場の飯倉公館に迫る(7月28日 東京都港区)

核戦争絶対阻止!会場に肉薄

 全学連と首都圏の改憲・戦争阻止!大行進が7月28日、中国侵略戦争・核戦争に突進するための日米外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)に対し、会合会場の外務省・飯倉公館に肉薄するデモをたたきつけた。いよいよ核戦争阻止をかけ8・6広島を迎える。集会禁圧を実力でうち破り、戦争式典粉砕・岸田打倒へ断固闘い抜き、11月労働者集会に向かって進撃しよう!

 2プラス2粉砕闘争の集会会場の芝公園には280人が結集。ここからほど近い飯倉公館では、ガザ大虐殺を支える米日帝国主義が中国侵略戦争の具体的準備と、核戦争への道を開く「拡大抑止」を協議する戦争会議を行っている。断じて許せない! 闘争参加者は怒りに燃え、日米同盟の歴史的大転換を弾劾した。
 司会は大行進杉並の洞口朋子杉並区議。冒頭、大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士が「米軍と自衛隊の指揮統制の連携強化とは、戦争が目の前にあるということだ」と断罪した。
 基調報告に立った全学連の長江光斗書記長は「1発で数十万人の人間を焼き尽くし、原爆症で何世代も苦しめ続ける兵器は存在してはならない。日米同盟を核戦争同盟に転換し日本を核の発射台にすることなど許せるか! 2プラス2は粉砕する以外にない核戦争会議だ」と弾劾。全基地撤去へ闘う沖縄人民、被爆者の根底的怒りと結びつき、「虐殺と侵略を許し核の炎で巨万の人民を焼き尽くすのか、帝国主義の支配を終わらせるのかの歴史選択をかけ、8月6日朝、原爆ドーム前で核戦争絶対阻止、岸田打倒の声を上げよう」と熱烈に呼びかけた。
 大行進東京の新井佳世子さんは8・6広島を一歩も引かず存分に闘おうと訴え、同神奈川の川添望さんは沖縄女性暴行事件を弾劾し、戦争絶対反対を呼びかけた。同埼玉で長崎の被爆者・高木美佐子さんは、8・6広島は学生と共に現地で闘うことを表明(要旨別掲)。5月から全学連の闘いに加わった女子学生は「仲間との団結に戦争を止める力がある」と述べ、女性抑圧の根源であり戦争でしか延命できない帝国主義を倒そうと訴えた。
 全学連と青年を先頭にデモに出発。警察が飯倉公館前のコースを禁止したことに対し、デモ隊は怒りを倍加させ会場に迫り、「核戦争会議粉砕!」「米日の中国侵略戦争を止めるぞ!」「沖縄少女暴行事件弾劾!」「沖縄を戦場にするな!」「ガザ虐殺を今すぐやめろ!」と弾劾した。

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