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改憲国民投票法の改悪弾劾  改憲・戦争阻止!大行進が国会前で抗議の声

「改憲・戦争阻止!大行進」は改憲国民投票法改悪案の参議院本会議での採決の報を聞くや、怒りのこえを三吟本会議場に向かってたたきつけた(6月11日昼 参議院議員会館前)

●改憲国民投票法の改悪弾劾
改憲国民投票法の改悪案が6月11日正午過ぎに参議院本会議で可決成立した。
この日、改憲・戦争阻止!大行進は参議院本会議が開催される午前10時過ぎから参議院議員会館前で抗議集会を開き、本会議での採決を徹底弾劾し続けた。
正午過ぎに本会議での可決・成立が伝えられるとひときわ大きな声で抗議の声をあげた。国会前は多くの労働組合や市民が結集し怒りの声を上げた。
このような反対の声にも関わらず、許しがたいことに自民、公明、日本維新の会は言うにおよばず、野党を標榜する立憲民主党と国民民主党までもが賛成投票した。
この改憲国民投票法の改悪案の成立は改憲への突破口を開くものであり、満腔の怒りを表明する。
4月16日の日米首脳会談での「台湾海峡」への言及をもって、日帝・菅政権はアメリカ帝国主義・バイデン政権とともに対中国侵略戦争にのめり込むことを宣言した。
この日帝・菅の中国排外主義攻撃に立憲民主党と国民民主党はぶざまに屈服し、5月上旬の修正案ならざる修正案を自公が飲んだことをもって一気に改憲のための国民投票法改悪案の成立に突き進んだのだ。
この立憲民主党の裏切りは、第一次世界大戦開戦時におけるドイツ社会民主党の戦時公債への賛成投票にも比すべき事態だ。

●重要土地調査規制法案廃案へ決戦
一方、6月10日に狙われていた重要土地調査規制法案の参議院内閣委員会での採決は阻止された。
政府・与党はこの日に委員会採決を行い、11日の本会議で改憲国民投票法改悪案とともに可決・成立を狙っていたのだ。
「沖縄を三度殺すな」という沖縄を先頭にした怒りの声が、衆議院段階では開かれなかった10日午前の内閣委員会と外交防衛委員会の連合審査会を実現した。
さらには、これも衆議院段階では開かれなかった参考人質疑を14日に開かせるという地平を切り開いている。
これらの闘いを通して、法案のでたらめさが次々に明らかになってきており、マスコミでも大きく取り上げられ始めている。
政府・与党は、14日参考人質疑の後の15日委員会採決強行、16日国会最終日での本会議採決を狙っている。
敵もぎりぎりの状態だ。明日14日からの連続闘争に決起し、重要土地調査規制法案の廃案を絶対にかちとろう。

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