五輪粉砕の実力決起！7･23デモ
五輪開会式を蹂躙（じゅうりん）しつくした
五輪開会式が強行された７月23日夜、全学連が主催する抗議闘争が会場の国立競技場前で闘われ、「五輪は中止！」「今すぐやめろ！」「開会式を粉砕するぞ！」のコールがこだました。
開会式が始まる午後８時前、全学連を中心とした部隊は警察権力の規制を突破して国立競技場前に続々と結集し、五輪会場に迫る勢いだった。警察権力と激しく衝突し、１名が不当逮捕され数多くの負傷者を出しながら午後10時30分まで闘いぬいた。
五輪開会式の「おごそかなムード」は完全に蹂躙（じゅうりん）しつくされ、テレビ中継でも抗議の声が響きわたった。
この闘いは海外メディアを中心に大々的に報道され、日本の労働者階級と学生の闘いを全世界に示す画期的な闘争となった。
渋谷デモに800人
同日昼には「改憲・戦争阻止！大行進」実行委員会が主催する渋谷デモが闘われ、多数の飛び入り参加があった。デモ終了後は渋谷駅ハチ公前で大街宣を行い、多くの参加者がそのまま国立競技場前の抗議行動になだれ込んだ。
【写真まとめ】国立競技場前での抗議行動＝2021年7月23日
【写真まとめ】渋谷デモ＝2021年7月23日
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