革共同中四国政治集会を開催
中国侵略戦争阻止し革命へ
1月16日、広島市内で革共同中四国政治集会が開催された。最初に〈コロナ×大恐慌〉下の世界の労働者階級の闘争をビデオで振り返り、感動を呼んだ。司会は革共同香川県委員会の労働者同志が行い、全国被爆者青年同盟、国鉄西日本動力車労働組合、徳島・星野文昭さんを救う会からの連帯のあいさつを受けた後、基調報告に入った。
基調報告は「中国侵略戦争阻止! 2022年をプロレタリア革命に向け『転換』の年に」と題して、年始以来〈コロナ×中国侵略戦争〉情勢が激しく進行していると訴え、11日の岩国基地闘争が報告された。特に重要な問題として、階級的労働運動の軸に中国侵略戦争阻止の反戦闘争を据えきろうと提起された。今が「戦争と革命の時代」であると確認し、中野洋同志の『新版甦(よみがえ)る労働組合』が引用された。
学生の同志の力強いカンパアピールの後、闘いの報告と決意が表明された。
女性解放組織委員会から、コロナ禍で矛盾が極限化した女性労働者の現実に対し、私有財産制と新自由主義の分断支配を階級的団結の力で打ち破ること、その具体的実践として地区党×女性解放組織委員会の討議の中から子育て中の女性労働者の自己解放的な決起が始まっていることが報告された。
国鉄労働者から、コロナ禍に乗じた動労西日本の副委員長への1年2カ月に及ぶ一時帰休攻撃を昨年12月に打ち破ったことが報告された。3人の自治体労働者から改憲・戦争情勢下の自治体労働運動の路線をめぐって攻防が激しく闘われていると報告された。
医療福祉労働者はコロナ下の闘いで先頭に立つ決意を表明。教育労働者から子どもへのタブレット配布をめぐって決起が始まっていることが報告された。郵政労働者からは、各地での元旦ビラ決起に対する謝意が述べられ、土曜休配への怒りを組織し闘う決意が述べられた。合同・一般労組の労働者は、最近の労働相談で労働者がすでに団結した形でユニオンに加入し直ちに役員となる青年の決起が始まっていると報告し、反戦闘争を闘う決意を語った。
マルクス主義青年労働者同盟とマルクス主義学生同盟の同志たちが決意表明を行った。マル青労同から5月沖縄闘争への全力決起が呼びかけられるとともに、職場で新しい仲間を獲得する苦闘と決意が語られた。マル学同から中国侵略戦争阻止闘争の中から革命情勢を切り開く決意が示され、新しく結集した2人の学生が新鮮な決意を表明した。
これらの報告と決意は「革命」「共産主義」を真っ向から訴える革共同に、青年・学生が続々と結集し始めている情勢であることを示している。
2022年決戦勝利へ参加者全員が新たな決意を固めた。(広島 医療福祉労働者・T)
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