1. HOME
  2. ブログ
  3. 15日間決戦のただ中で天神峰カフェ開く「強制執行阻止を!」

15日間決戦のただ中で天神峰カフェ開く「強制執行阻止を!」

たき火で暖を取りながら天神峰カフェ。全学連の今井治郎君(手前左)が現地の最新情勢を報告(1月29日 成田市天神峰)

農地強奪強制執行攻撃との緊迫した攻防が続く「15日決戦」のまっただ中で1月29日、三里塚芝山連合空港反対同盟が呼びかける今月2度目の天神峰カフェが開かれた。
晴天だが寒気が厳しい中を、千葉、東京、神奈川などの労働者住民、座り込み、泊まり込み参加者、現地闘争本部員、全学連行動隊、三里塚支援連絡会議など十数人が参加した。
たき火を囲み熱いコーヒーを飲みながら体を温めつつ交流する中で、決戦本部長の太郎良陽一さんが一人ひとりに発言を促した。
現地常駐の仲間からは、この間警察車両の通行がひんぱんになり、27日には市東さん宅から目の前の機動隊の宿舎(前線指揮所)の敷地にプレハブ(コンテナハウス)計8台が搬入されたことが報告された。明らかに強制執行準備と見られる動きだ。
参加者それぞれがこの状況のもとで、強制執行を阻止するために自分に何ができるかを真剣に考え、意見交換した。大木よねさんへの強制代執行(1971年)、岩山大鉄塔破壊(77年)、現地闘争本部封鎖(90年)、団結街道封鎖(2010年)、現地闘争本部破壊(11年)など、国家権力による攻撃は常に卑劣なだまし討ちとして行われてきた歴史がある。こんな手口を二度と許すわけにはいかない!
婦人行動隊の木内敦子さんは、「ここ何年か首相官邸前や霞が関に行って抗議やデモもしてきたが、反対しても権力が力で押し通す状況は変わらず、希望が持てない気持ちになっていた。しかしここ三里塚では闘って強制執行を止めており、ここに希望があることをもっと多くの人に訴えて結集を促したい」と語った。

「呼びかけを発したら直ちにここ天神峰に駆けつけてほしい」と熱を込めて訴える太郎良陽一決戦本部長

太郎良さんは、反対同盟が25日に行ったNAA本社に対する抗議・申し入れ行動を詳しく報告し、特に市東さんが「うちのおやじに黙って地主から土地を買収し、15年もそのことを隠していたというのは本当にひどい話だ」と怒りに燃えて糾弾したことを伝えた。
太郎良さんはさらに、1978年3月の開港阻止決戦で自ら横堀要塞に立てこもり機動隊との白兵戦を戦い抜いた経験を交えながら、熱を込めて訴えた。「強制執行が実際にいつ来るかは現時点ではわからない。しかし敵の動きとして直前に何らかの予兆が必ずあるから、それを見逃さないことだ。そしてSNSでも告知するから、この日に集まれと指示を出したら仲間を誘って全力で駆けつけてほしい」
その後、参加者は機動隊宿舎周囲の現地踏査を行った。確かに鉄板フェンスの内側にはコンテナハウスが置かれているが、この時点においては目立った動きはなく、宿舎の窓は固く閉ざされている。
この天神峰の市東さんの家と畑、東峰の開拓組合道路と萩原富夫さんの横川の畑を取り囲む形で、周回道路ができあがっていることについて、現闘の同志が参加者に注意を促した。この道路をNAS(成田空港警備会社)の車が日常的にわが物顔に走って、市東さんの家周辺を監視しているのだ。17日にはこの周回道路と機動隊宿舎とをつなぐ「ゲート」が設置された。この道路とゲートを通って工事用車両などが機動隊宿舎に集結し、そこを「基地」として天神峰に襲いかかってくることが容易に予想される。農民が祖父の代から血と汗を流して耕してきた農地を、法律に基づく判決の執行という体裁で、力ずくで奪おうとしている。こんな恥知らずな暴挙を絶対に許すことはできない!

東峰開拓組合道路を通って機動隊宿舎周囲を踏査(上)、萩原さんの畑から金網フェンス越しに空港を見る(下)

一同はあらためて、強制執行を実力阻止し、反対同盟とともに市東さんの農地を体を張って守り抜く決意を固め合った。(TN)

スケジュール

◎2・5天神峰現地闘争 2月5日(日)午後1時 市東さん宅中庭集合 集会後、空港へ向けてデモ

◎空港拡張差し止め裁判(旧称、第3誘導路裁判)3月3日(金)午前10時30分開廷 千葉地裁

◎3月26日(日)芝山町での集会

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択