関空を戦争に使わせない 泉州住民の会が集会・デモ 中国侵略戦争阻止を誓う

「中国への戦争やめろ！　関空を戦争に使わせない！」と訴えるデモは圧倒的注目を集めた（７月７日　泉佐野市）

７月７日、大阪・泉佐野市りんくう公園で「中国への戦争やめろ！　沖縄を戦場にするな！　岸田政権打倒！　関空を戦争に使わせない集会」を１００人の結集で行いました。盧溝橋事件87年目のこの日、中国侵略戦争を絶対止めようと誓い合いました。
関西合同労組泉州支部長の西村美由紀さんの司会で、関西労組交流センターの深町加代子代表が主催者として「戦争との真っ向勝負に立とう」とあいさつしました。
改憲・戦争阻止！大行進関西代表代行の木下浩平さんは、港合同昌一金属支部の闘いを報告し「戦争の時代に避けて通れない闘い。新たな闘いの芽はここから出てくる」と連帯のあいさつ。三里塚芝山連合空港反対同盟のメッセージが紹介されました。
関西新空港絶対反対泉州住民の会代表の中川育子が基調報告。沖縄米兵の少女暴行事件を弾劾し、「関空をはじめ、民間空港の軍事使用を止める闘いは中国侵略戦争を止める闘いだ。戦争の出撃基地化を阻止し、岸田政権を巨大な反戦闘争で打倒しよう！」と提起しました。
泉州住民の会の小林順子さんは、関空会社・大阪府・国土交通省大阪航空局が６月の申し入れに対し「米軍や内閣府に物申す立場ではない」と居直ったと弾劾。関西合同労組の黒瀬博匡委員長は反戦春闘ストを報告し「国際連帯で戦争を止めよう」と訴えました。全国水平同盟、婦人民主クラブ全国協議会関西ブロック、全学連から共に闘う決意が表明されました。
航空保安大学校前からりんくう総合医療センター前までのデモは、若者やアジア系旅行者の圧倒的注目を集めました。集会を遠巻きに聞いていた２人の青年労働者がデモに参加し、「勉強になりました」と感謝されました。
８・６広島、11月労働者集会へ全力で闘いましょう。（関西新空港絶対反対泉州住民の会・中川育子）