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8・9長崎 虐殺者=G7の正体暴く

弾劾コール、岸田を直撃

 原爆ドーム前集会規制を打ち破る大勝利を実現した8・6ヒロシマ闘争の歴史的高揚を引き継ぎ、8月9日、「被爆79周年8・9ナガサキ反戦反核行動」が勝ち取られました。
 午前9時30分から、爆心地公園に結集した全国の仲間が次々とアピールを開始。何より、反戦反核闘争解体を狙った暴処法弾圧と原爆ドーム前封鎖の弾圧を粉砕した8・6ヒロシマ勝利の報告は、爆心地公園に集まる多くの労働者民衆に衝撃と感動をもって受け止められ、集会の輪はみるみる膨れ上がっていきました。8・6ヒロシマの熱気が伝わる中で集会アピールはますます熱を帯び、長崎市の祈念式典へのイスラエル不招待決定に対するアメリカ帝国主義、主要7カ国(G7)各国の不参加と恫喝を徹底弾劾しました。「G7は虐殺者としての正体を明らかにした」「そもそも、こんなやつらにヒロシマ・ナガサキに来る資格はない」「労働者民衆の実力闘争で核武装を居直る帝国主義を打倒しよう!」
 11時20分、岸田打倒デモに出発しました。岸田首相の発言を直撃する弾劾コールが、松山町平和公園で行われていた平和祈念式典会場内に響き渡り、さらにデモ終盤には会場から逃げ去るように出てきた岸田の車列と対峙(たいじ)。沿道の大注目と飛び入り参加が拡大する中で、更なる徹底弾劾がたたきつけられました。
 勝利感に満ちたデモ貫徹後、午後1時30分から長崎県総合福祉センターにて8・9ナガサキ反戦反核集会が開催されました。
 冒頭、8・6ヒロシマ大行動を代表して広島大学学生自治会で全学連副委員長の太田蒼真さんが8・6闘争に向かう白熱的な闘いの過程を報告。基調報告に立った合同労組レイバーユニオン福岡の吉田理委員長は「核戦争を絶対に阻止する決意のもと、誰もが逮捕を覚悟して徹夜で原爆ドーム前に座り込んだ。固いスクラムは集会弾圧を実力で粉砕し、原爆ドームを解放した。(長崎式典へのイスラエル不招待に)追い詰められたG7各国は相次いで『抗議』の不参加を表明したが、本質は、世界中のガザ連帯闘争や原爆ドーム解放の闘いが核武装を居直る帝国主義者たちをたたき出したということ」と述べ、「弾圧にも屈しない強固な意志で団結し闘うならば勝利できる。今年の8・6ヒロシマ―8・9ナガサキの闘いは、その勝利の展望を示すことができた」と、堂々の勝利宣言を行いました。
 長崎被爆者の土井玞美子さんは「核戦争を絶対に阻止するため、命尽きるまで闘う」と烈々たる決意を表明し、鳥栖キリスト教会牧師の野中宏樹さんは、玄海原発と佐賀空港オスプレイ配備という国策を許さない闘いを報告。「子どもたちの未来のため、命がけで闘いましょう!」と訴えました。
 今夏8・6―8・9闘争は、共に闘う仲間に闘いへの確信と決意をみなぎらせ、11・3全国労働者総決起集会への万余の大結集の展望を切り開くものとして大成功しました。
(改憲・戦争阻止!大行進九州 山本進)

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