関東大震災101年板橋反戦デモ
国際連帯で戦争とめる
大行進板橋 9・1を前に反戦集会
8月18日、「関東大震災 朝鮮人虐殺から101年——国際連帯で戦争とめるいたばし集会」を開催し、45人が参加しました。
冒頭、岸田政権と広島市による平和公園封鎖を打ち破った8・6ヒロシマ闘争などの映像を上映。板橋区での自衛官募集業務反対署名運動や練馬駐屯地からの自衛隊の「市街地行進」に対する抗議行動とデモなど、この1年間の闘いが報告されました。
その後、新装版『関東大震災』(姜徳相著)を発刊した「新幹社」代表の高二三(コイサム)さんからお話を受けました。高さんは、1980年代の板橋区での指紋押捺(おうなつ)拒否闘争の経験などを中心に、在日朝鮮人2世としての思いを語りました。そして8月6日の平和式典について「広島が軍都であったことをなぜ語らないのか」とした上で、自らの闘いと原爆ドーム前での闘いを重ね「正しいと思ったことはやり抜いてください」とエールを送ってくれました。
続いて、森川文人弁護士が高さんの提起に応える形で講演。「権力は記憶を消し、忘れさせる。民族の歴史をしっかり学ぶことから国際連帯は始まる」と提起し、「関東大震災の前には、米騒動と(朝鮮での)3・1独立運動という連帯を求める闘いがあった。〝非国民〟どうしの連帯で、戦争をする自国政府を打倒しよう」と訴えました。
2人の提起を受け、「在日にとって真の『統一』とは何か」「自国の侵略と対決しきることが大事」など質疑応答が行われました。
青年労働者の「職場の門前で連日、暴処法弾圧反対の署名を集めて8・6に臨んだ。『逮捕するならしてみろ』と決意を固めて勝利した。絶対に中国侵略戦争を止めよう」との発言を受け、デモに出発。全学連の元気なコールを先頭に、板橋区役所まで反戦を訴えました。
(改憲・戦争阻止!大行進板橋 大石高義)
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