1. HOME
  2. ブログ
  3. 12・21新宿反戦デモ 石破打倒! 中国侵略戦争阻止へ総決起

12・21新宿反戦デモ 石破打倒! 中国侵略戦争阻止へ総決起

新宿反戦デモが12月21日、戒厳令を粉砕した韓国労働者人民と固く連帯して闘われ、改憲・戦争阻止!大行進東京、同首都圏実行委員会の呼びかけのもと320人が結集した。この日の闘いは、韓国100万人決起に続き、日本においても石破政権を打倒し、日米韓軍事同盟を粉砕して中国侵略戦争を絶対に阻止しようとの訴えを、新宿の繁華街にとどろかせた。

戒厳令を粉砕した韓国労働者階級との連帯を掲げた反戦デモは、大きな注目を集めながら新宿駅前の大通りを進んだ(12月21日 東京都新宿区)

韓国人民との連帯訴え

8・6広島暴処法弾圧5同志の年内奪還の勝利に沸くなか、にぎわうJR新宿駅頭でリレーアピールが意気高く行われた。

冒頭、司会を務める全学連の西村凌風書記次長が、米兵による沖縄女性暴行事件について米軍嘉手納基地司令官が「小さな一側面に過ぎない」と言い放ったことを徹底弾劾し、安保・沖縄闘争の爆発を訴え、リレーアピールが始まった。
大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は「中国の覇権が許せないと言うが、アメリカ以上の覇権があるか! 『荒ぶる中国を抑えつける』という議論が覆う時ほど、この国が侵略戦争を構える時はない」と警鐘を鳴らし、「資本主義は必ず戦争に進む。韓国の民衆に倣い、肩を組んで声を上げよう」と呼びかけた。
基調報告を洞口朋子杉並区議が行った。洞口区議は「米日の中国侵略戦争を止めるために体を張って立ち上がるのはまさに今。韓国の労働者民衆のように闘えば社会は変えられる。琉球弧を地獄の戦場にすることを前提に、日米共同作戦計画を策定し戦争を始める石破政権を絶対に許さない。2025年、革命が問題になっている。青年・学生・女性がデモの先頭に立とう」と力を込めて訴えた。
基調報告を受け、婦人民主クラブ全国協議会の川添望さんが「石破政権は、女性の力を動員しなければ戦争ができない。女性が反乱すれば戦争は止められる」と喝破。大行進埼玉で長崎被爆者の高木美佐子さんは、被団協のノーベル賞受賞に触れ「今、被爆者が一番やらなければいけないことは日本の核戦争を止めること。それが被爆者の本当の願いだ」と固い決意を表した。3・11反原発福島行動の椎名千恵子さんは「石破政権は新エネルギー基本計画で原発の『最大限活用』への転換と、廃炉した原子炉の建て替えまで言い出した」と怒りをたぎらせ、「25年前半の最大の反戦反核闘争として3・11反原発福島行動の大成功を」と意気込みを述べた。

洞口朋子杉並区議が基調報告。新宿駅前に中国侵略戦争阻止の訴えが響いた

8・6暴処法弾圧弁護団の森川文人さんは、1月10日の初公判に際して「私たちが裁判所、検察、広島市を裁く裁判に」と戦闘宣言を発した。11月29日にストライキに立った多摩連帯ユニオン・アマゾン青梅事業所分会の大山尚行さんは大行進東京を代表して発言、ストで戦争は止められるとの確信を語った。大行進神奈川は基地を包囲する大デモを訴え、東京の青年労働者は日帝の再びの侵略戦争を必ず阻止する決意を表明。全学連は「不屈に闘う沖縄人民と連帯し、本土から米軍基地撤去・安保粉砕の闘いを」と熱烈に呼びかけ、参加者は新宿駅を一周するデモに打って出た。

「戦争反対! 石破打倒!」「中国侵略戦争とめよう!」のコールを響かせて、沿道の人々の反応に手応えを感じながらデモ隊は進んだ。中国侵略戦争阻止の巨大な反戦闘争の爆発へ、2025年決戦への火ぶたは切られた。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択