戦争と民族差別許さない 東大阪 改悪入管法に反対しデモ
「韓国民衆と連帯して中国侵略戦争止めよう! 入管法改悪による永住権はく奪、強制送還反対! 侵略の歴史隠蔽(いんぺい)する民族教育つぶし許さない!」を掲げ、東大阪市で関西労働組合交流センターと朝鮮戦争に反対する在日朝鮮人の会主催の2・2布施デモを行いました。
まず近鉄布施駅前でリレートーク。司会は八尾北医療センター労組の出口和美さんです。「朝鮮文化に親しむ東大阪子どもの集い」の廃止を許さない実行委員会代表の村田孝子さんが「日米による中国侵略戦争が切迫している中で、入管法改悪を始め差別・排外主義の攻撃が強まっている。東大阪の民族教育つぶしは戦争への道だ。反戦闘争と民族教育つぶしを許さない闘いを一つのものとして闘っていきましょう」と基調のアピール。日教組奈良市の有田雅行委員長が「東大阪教組とのつながりもある。日教組奈良市はバージョンアップした3月春闘に取り組む」と発言。関西地区生コン支部の矢島さんは「戦争を止めるために闘わなければだめ。2月26日、関生・湯川裕司委員長への重刑判決を許さないために結集を」と訴えました。
全国水平同盟の久原正子委員長が「トランプの移民強制送還は入管法の永住権はく奪攻撃と同じだ。国外退去を許してはならない。狭山再審闘争が正念場だ。国家権力による部落差別犯罪を許さない闘いを」と発言。改憲・戦争阻止!大行進河内の澤田祐一さんが昨年末の八尾空港軍事利用反対闘争を報告し、朝鮮戦争に反対する在日朝鮮人の会の青年が「戦後の闘いの先頭に在日朝鮮人・中国人の姿があった。在日の仲間と連帯して日米による中国侵略戦争を止めよう」とアピール。全学連の学生は「トランプは排外主義・愛国主義で分断支配しようとしている。シカゴでは労働組合と移民団体が協力して闘っている。日本の労働者はアジアの人民に銃を向けることも、自らが殺されることも拒否して闘おう」と訴え、八尾北労組の藤木好枝委員長が「8・6暴処法弾圧の被告奪還の勝利を確認し、公訴棄却へ闘おう」と発言しました。
足を止めて耳を傾ける通行人も多く、ハングルボードを読んで話しかけてきた在日の女性もいました。デモは今回も外に出て拍手したり両手を振ってくれたりする姿を見ながら元気に打ち抜きました。(関西労組交流センター・沼田祐子)
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