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東京学芸大ビラまき弾圧 勾留理由開示公判で追及

学生運動弾圧を許すな

反戦運動つぶしの弾圧に怒りを燃やし、結集した学生・労働者がシュプレヒコール(4月16日 東京都立川市)

東京学芸大入学式ビラまき弾圧で「暴行」をでっち上げられ不当逮捕・勾留されている全学連Aさんの勾留理由開示公判が4月16日、東京地裁立川支部で行われた。

全学連は、朝の裁判所前でのビラまき宣伝戦で闘いを開始。午前9時には、集まった学生が地裁立川支部に怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。改憲・戦争阻止!大行進三多摩の仲間も次々と合流し、Aさんの勾留を認めた裁判所を弾劾した。

裁判所は傍聴席24席の法廷に7人の職員を配置、さらに公安警察が廊下で監視する弾圧体制を敷いた。河畑勇裁判官は公判の前に「ヤジや被疑者への声掛けは即刻退廷させる」と暴力的な訴訟指揮を宣言。この「戦時法廷」に傍聴席から弾劾の声が上がった。
完全黙秘・非転向を貫くAさんが元気な姿で法廷に入ると、傍聴席は万雷の拍手に包まれた。吉田哲也弁護士が舌鋒(ぜっぽう)鋭く河畑裁判官を追及した。勾留状は「被疑者の住所が定まっていない」とするが、警察は逮捕時に氏名・住所記載の乗車証などを押収し、勾留延長のまさにその日にAさん宅に家宅捜索を行っている。「住所がわからない」などという検察の勾留請求そのものが虚偽なのだ。追い詰められた河畑は「勾留状の発布時点では勾留する理由があった。今どうなのかは関係ない」と開き直り、矢嶋尋全学連委員長をはじめ抗議した傍聴者を次々と退廷させた。

森川文人弁護士が今回の弾圧の本質を「『学生の力で戦争とめよう』と題したビラを配ったことを犯罪とする反戦運動つぶし」と喝破した。集まった仲間は弾圧に負けず新歓闘争を貫徹し、Aさんを奪還して4・27渋谷デモを大成功させる決意を新たにした。(全学連書記長・齋藤晴輝)

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