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東京学芸大弾圧 全学連・渡辺書記次長を奪還 怒りの拡大で大反撃

元気に奪還された渡辺全学連書記次長(中央)(4月23日 東京都小金井市)

全学連は4月23日、東京学芸大学当局によって3日に「暴行」容疑をでっち上げられ、不当逮捕されていた渡辺祥英・全学連書記次長の釈放・奪還を勝ちとりました。
今回の弾圧は、米日の中国侵略戦争へ突き進む石破政権と一体となった反戦運動つぶしでした。学芸大は2016年4月、学内で反戦ビラをまいたことを理由に、法政大学文化連盟の武田雄飛丸さんを逮捕させた反動大学です。今回も新入生への反戦ビラまきを妨害し、傘の露先が職員に当たったとして「暴行」をでっち上げ、警察に通報・逮捕させました。「大学の目的」に「世界平和の実現に寄与する」としながら、トランプ・石破の中国侵略戦争に加担したのです!
学芸大当局は、反戦運動を前進させてきた全学連、パレスチナ連帯を闘う米学生の姿を見て、学芸大生が反戦運動に決起することに恐怖し、渡辺書記次長を逮捕させました。しかし弾圧は怒りと団結を生み出しました。学友の中央大生が勾留理由開示公判に参加し激励行動に決起しました。学芸大でも全学連のビラが次々と受け取られ、「大学当局の方がおかしい」「注目している」「これが日本の教育の成れの果てだ」と意見が出され交流・結合が無数に生み出されました。弾圧は学芸大当局の墓穴に転じたのです!
弾圧粉砕の闘いと一体で新入生歓迎闘争が行われたことは決定的でした。不当逮捕は石破政権の大軍拡と改憲策動、中国侵略戦争と一体だと弾劾する街宣によって、反戦デモに参加する学生も登場しています。
奪還された渡辺書記次長が勝利感を持って語っています。「傘の露先が当たったとして『暴行』とされる一方、自分に対する逮捕・勾留や開示公判で裁判官を弾劾した仲間の強制退廷、ウクライナ戦争やガザ虐殺と中国侵略戦争準備が『平和と安定』『秩序の維持』『自由と民主主義』のためと正当化される——これが日本帝国主義・石破のやっていることです。全米ではマフムード・カリル氏に対する不当逮捕・勾留・強制送還攻撃に対し、無数の学生が立ち上がっている。私に対する弾圧に怒り決起した仲間は全米の学生と同じ質であり、日帝を打倒する力があると確信します」
全学連は4・3学芸大弾圧を粉砕した地平から中国侵略戦争を阻止する巨万の学生の闘いをつくり出す決意です。  (全学連・N

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