横須賀基地から出撃させない!
大行進神奈川がデモ
4月19日、改憲・戦争阻止!大行進神奈川は、「トランプ・石破をたおそう!米日の中国侵略戦争阻止!基地撤去!」を掲げ、50人の仲間と共に横須賀デモに立った。
神奈川県警は100人近い重武装の機動隊と多数の私服警察を配置し、横須賀中央駅前広場を包囲した。中国侵略戦争突入下で最大の出撃拠点=米海軍横須賀基地に対して一つの抗議も許さないという激しい弾圧態勢に、通行する市民からも怒りの声が上がった。
デモ前に大行進神奈川事務局は、最新鋭艦として改修された原子力空母ジョージ・ワシントンの昨秋の交代配備、米軍が「台湾海峡を無人兵器による地獄絵図にする」と公言する無人機の大量配備=レプリケーター構想の今夏着手、今年中の海上自衛隊イージス艦への巡航ミサイル・トマホーク配備など横須賀の出撃拠点化が飛躍的に強まっていることを弾劾した。
さらに労働者・市民も次々と訴えた。「アメリカの戦争に巻き込まれるのではなく、日本と自衛隊が積極的に戦争をしようとしている」「再び天皇制を押し立てて新たな侵略戦争への国民統合をつくりだそうとしている」「沖縄での米兵による女性暴行事件を許さない」「女性差別や性暴力が蔓延(まんえん)する社会を、告発に立つ女性たちと共にひっくり返そう」。
渾身(こんしん)の訴えに次々とビラが受け取られ、多くの署名も寄せられた。「故郷から離れたアジアで命をかけて戦うことが、故郷の家族や友人のためになるのでしょうか? 皆さんの敵は中国ではなく、世界中に戦争をまき散らし、自分だけ生き残ろうとするトランプです」と訴える英語ビラも米軍関係者に手渡された。この日は多くの新入自衛官たちも街に出ており、反戦の訴えに直接触れたことも決定的だ。
デモには、複数の青年グループが合流した。戦争とトランプ・石破への怒りは満ちている。中国侵略戦争阻止をかけて横須賀闘争をさらに発展させていく決意だ。(改憲・戦争阻止!大行進神奈川 T)
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