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暴処法弾圧 2女子学生を奪還

全学連つぶしの攻撃を粉砕

 暴力行為等処罰に関する法律(暴処法)違反をでっち上げられて7月29日に不当逮捕され、勾留されていた全学連の女子学生2人を8月8日、不起訴で奪還した。8・6広島闘争に続く大勝利だ。
 警視庁公安部と検察は、何と1年以上前の昨年7月の街頭情宣の際に、2人がビラを破り捨てた男に抗議したことを「暴処法違反」だとでっち上げて8・6闘争直前に不当逮捕し、翌日に前進社への家宅捜索を強行したのだ。まさに8・6闘争つぶしであり、全学連つぶしの弾圧である。
 しかし検察・警察は1年もかけて準備し、戦前から続く弾圧法=暴処法を使ったにもかかわらず、不起訴釈放を余儀なくされた。
 そもそも「暴力行為」なる事実はまったく存在しないのであり、刑事事件にすることなど成り立たない。そして2人の完全黙秘・非転向の闘いと、弾圧に怒りを倍加させて女性・青年・学生が続々と立ち上がり8・6原爆ドーム前集会を爆発させたことが、権力を追いつめたのだ。
 奪還された女子学生は「国家権力が8・6闘争の爆発を恐れて予防弾圧として仕掛けた今回の逮捕攻撃の狙いは、皆さんが原爆ドーム前で機動隊の強制排除をものともせず、戦争と核に絶対に反対する闘いを打ち抜いたことで完全に粉砕されました。8・6広島で不当逮捕された2人の仲間と、天皇訪沖弾劾闘争弾圧で起訴された田丸鴻一郎さんを直ちに奪還しよう!」と元気いっぱいに語った。

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