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8・9長崎 反戦の怒り、石破を直撃 「核戦争を絶対阻止する」

「中国侵略戦争・核戦争を阻止するぞ! 石破を打倒するぞ!」。核武装を主張する石破の祈念式典出席を弾劾するデモが石破を直撃し、怒りのシュプレヒコールが式典会場・周辺一帯に響き渡った(8月9日 長崎市)

国家権力・機動隊による強制排除を打ち破って原爆ドーム前実力解放の大勝利をおさめた8・6ヒロシマ大行動の高揚を引き継ぎ、8・9ナガサキ反戦反核行動がかちとられました。
被爆80年となる8月9日、災害級の豪雨をものともせず、長崎市の爆心地公園に結集した仲間たちは午前10時から集会を開始。長崎原爆被爆者・土井玞美子さんの「絶対に核戦争を阻止する!」との決意の発言に続き、8・6ヒロシマ大行動を闘った仲間たちが口々に大勝利を報告。その訴えは爆心地公園を席巻し、飛び入りの参加者で集会の輪はどんどん大きくなっていきました。原爆投下時刻となる11時2分に黙とうを行い、中国侵略戦争・核戦争阻止の決意も新たに石破打倒のデモに出発。日本の核武装を誰よりも強硬に主張してきた石破が祈念式典の場で被爆者の声を取り上げるペテンを徹底弾劾する、怒りのシュプレヒコールは式典会場・周辺一帯に響き渡りました。
デモ隊は浦上天主堂前の公園で折り返し、帰路につく石破を追撃すべく進撃。これに対して、なんと石破は「ダミー」の車列を用意して表通りを走らせ、自身はデモ終了後に裏通りからコソコソと逃げ出すという無様な姿をさらけ出しました。8・6ヒロシマ闘争大勝利でかちとられた権力者と人民の力関係が、ここに如実に表されています。

天皇の長崎訪問粉砕9・14デモへ

午後の集会。長崎被爆者の土井玞美子さん(中央)と共に核戦争絶対阻止を誓う

石破打倒デモの勝利感をみなぎらせて、午後から長崎県総合福祉センターにて8・9ナガサキ反戦反核集会が開催されました。ここでも8・6ヒロシマ大行動実行委員会共同代表の壹貫田康博さん、激闘を最前線で闘いぬいた全学連の仲間たちから原爆ドーム前集会の歴史的勝利が感動をもって報告されました。そして、この力で7・29暴処法弾圧で不当逮捕されていた2人の女子学生を奪還したことに会場から大きな歓声が上がりました。
婦人民主クラブ全国協議会・福岡支部の松尾栄子さんが集会の基調報告を提起。「トランプによるイラン爆撃をもって急加速する中国侵略戦争・全面核戦争を命をかけて阻止しよう!」「自己変革をかけ差別・排外主義を粉砕しよう」の訴えが共同の誓いとして確認されました。続いて合同労組レイバーユニオン福岡の吉田理委員長が「9月天皇長崎訪問を粉砕しよう」と題して特別報告。日本帝国主義によるアジア侵略の最大の責任者である昭和天皇ヒロヒトを免罪し、反戦の意思と闘いを圧殺するために行われてきた天皇ナルヒトの「慰霊の旅」を締めくくる長崎訪問が、日米合同軍事演習「レゾリュート・ドラゴン25」のまっただ中で行われることを徹底弾劾し、天皇長崎訪問と日米軍事演習を串刺しにする9・14佐世保反戦デモに結集することが熱烈に呼びかけられました。
最後に福岡県労組交流センターの柴田利博代表が「10・5改憲・戦争阻止!大行進全国集会、11・2全国労働者総決起集会に全力で立ち上がろう!」と呼びかけ、団結ガンバローの三唱で集会を締めくくりました。(改憲・戦争阻止!大行進九州 山本進)

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