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新潟 「A2-B-C」上映会 避難者など120名参加 椎名千恵子さんが福島現状報告

20160929a-1.JPG  9月10日胎内市と11日新潟市江南区で、2日間にわたり「A2-B-C」上映会を行ないました。 地元の労働組合や避難者、新たな参加者など120名が参加しました。とくに動労総連合や新潟地域一般労組が実行委員会に参加し、成功へともに闘いました。
 胎内市は「東の風が吹いてきたら窓を閉めろ」と言われる地域です。江南区は震災がれき受け入れを実力で阻止し、浄水場汚泥の放射線量が高い地域です。

 「この事実を想像している人は多いが、それをはっきり知ることは大事」「伊達市のお母さん達は本当に勇気ある。福島の現実を世界中の人に知ってほしい」などの感想が寄せられ、「A2-B-C」上映の希望者が3人も現れました。
 ふくしま共同診療所建設委員会の椎名千恵子さんの福島現状報告も好評でした。映画製作や配給禁止と再度上映可能になった経緯、ふくしま共同診療所建設と保養の話。地元の労働組合が被曝労働拒否で闘っていること。自主避難者に対する住宅補償の打ち切りなど、多くのテーマを話してくれました。自らが闘って命を守っていく「福島の姿」を強く感じました。また、避難者からの訴えは感動的でした。「他では放射能の影響ではないと散々聞かされてきた。しかし診療所の丁寧な診療と説明に大きな信頼が持てた」と診療所支援を訴えました。
 新潟では、10月16日県知事選が行なわれます。泉田県知事の突然の不出馬で、原発推進派が勢いづいています。来年は、柏崎・刈羽原発の再稼働の正念場を迎えます。NAZENにいがたは、被曝労働拒否を闘う労働組合を軸に、再稼働阻止・廃炉へ闘いたいと思います。
 NAZENにいがた Y・M

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