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4・26、中国電力前制圧の一日行動闘いぬく

s20110427c-1.jpg 広島で、4月24日のデモに続いて「原発なしで暮らしたい人々」が26日、チェルノブイリデーで一日行動を行った。中国電力前には、上関原発に反対する若者グループや、若い母親など 約600人が集まり、「原発やめろ!」と大コールを上げた。チェルノブイリデーでの中電前座り込みを15年間行ってきた広島連帯ユニオンも合流した。一時は全員が構内突入寸前のような情勢となり、完全武装の機動隊が中電前の玄関付近を完全封鎖し、騒然たる状況になった。 

 全体を取り仕切っている活動家が必死に大衆を押さえ、中電との交渉により、機動隊を引かせて申し入れ文を読み上げることに。中電の渉外責任者が出てくるs20110427c-2.jpgが、怒りはおさまらず、まるで戦犯を裁く「人民裁判」のような雰囲気となる(写真左)。20分くらいかけて上関原発中止、島根原発停止を内容とする申し入れ文を代表が読み上げた。
 連帯ユニオンの座り込み現場では1000万署名が呼びかけられ、行動に参加した人や通行人が次々と列をなして署名した。青年、女性(若い母親)を中心に急速な覚醒が感じられる。ある母親は、今まで原発についてよく知らなかったこと自体が腹立たしいと怒りをぶつけていた。福島から避難してきたという労働者もいた。「労働組合が反原発をやめてしまったことが最大の問題。労働組合を甦らせなくては」と言うと、市民、主婦も含めてなるほどとうなずく。この3日くらいで1000筆は集まった。
 労組交流センターは朝から中電労働者に訴えるビラを1000枚まききった。出勤してくる労働者が次々とビラを受け取った。
s20110427c-3.jpgs20110427c-4.jpg 広島連帯ユニオンは午後6時から集会をやって、原爆ドーム前まで市内デモに出発。「原発なしで暮らしたい人々」、上関原発反対グループらは、ろうそくをならべて夜8時まで座り込みをした。とにかく中電前は半日、解放区のような状況となった。やはり一切を決するのは電力労働者の決起だ。(は)
 

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