汚染水放出阻止へ団結/原発いらない金曜行動
原発いらない金曜行動が1月21日午後6時30分から首相官邸前で開かれ、約160人が参加した。東海第二原発再稼働阻止と福島第一原発の放射能汚染水海洋放出反対をアピールした。
呼びかけ人でルポライターの鎌田慧さんがトンガの火山爆発について発言し、「日本のような地震大国、津波大国でありながら、平然と原発をつくってきた」と歴代の政権を批判した。
飛び入りアピールでは福島の黒田節子さんが、「内部被曝の問題が日々私たちを脅かしている。私たちの周りの仲間たちが倒れている。内部被曝についてきちんと数字をつかんで訴えていかなければいけない」と訴えた。さらに「汚染水を最大のテーマにして『汚染水海洋放出絶対反対、ふざけるな、世界中が見ている』と、全国の方々と声を合わせていきたい」と怒りを込めて発言した。
三陸の海・岩手の会はメッセージで、青森県にある六ケ所再処理工場の重大事故の危険性を訴えた。
とめよう!東海第二再稼働阻止首都圏連絡会から、3月5日の東海第二原発再稼働阻止一斉行動が提起された。9月11日、12月11日に続く第3波行動だ。
最後に、呼びかけ人でたんぽぽ舎共同代表の柳田真さんもトンガの火山爆発について触れ、「日本の規制委員会は火山の噴火をある程度分かっていて、いくつかの原発の再稼働を認めた。規制委員会の大きな犯罪行為だ。日本でも原発がなくなってよかったねという日をめざして一緒にがんばっていこう」と訴えた。
次回は2月18日の第3金曜日だ。3・11福島に結集しよう。
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