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水平同盟が高裁要請行動

下山鑑定で狭山再審を行え

狭山要請行動に先立ち東京高裁前でリレーアピールを行い「再審を行え」とシュプレヒコール(1月24日 東京・霞が関)

1月24日、全国水平同盟と部落解放東日本共闘会議は、東京高裁第4刑事部・大野勝則裁判長に事実調べと再審開始を求める要請行動を行いました。
第3次再審請求から16年、狭山闘争は最大の決戦情勢を迎えています。無実の石川一雄さんの「第3次再審以外にない、絶対に第3次再審で勝利する」(新年メッセージ)という不退転の決意に応えようと、東京高裁前に集まった25人が正午、アピール行動を開始しました。

久原正子水平同盟委員長を先頭に杉並支部、動労千葉、東京の各地区労組交流センター、埼玉労組交流センターなどが「下山鑑定で再審を行え!」のボードを掲げてリレーアピール。「被害者の物とされた万年筆はニセ物」と権力犯罪をあばき、弾劾するビラが吸い込まれるように手渡され、狭山署名も多数集まりました。

年明け冒頭、部落解放闘争解体、狭山闘争解体の攻撃と対峙し、中国侵略戦争阻止の闘いと一体で闘われたアピール行動は、狭山闘争勝利の展望を引き寄せる闘いとなりました。

午後1時半からの東京高裁要請行動では、冒頭、人生をかけて無実を訴える不屈の信念に満ちた石川さんの「新年メッセージ」を読み上げました。

水平同盟西郡支部、高槻支部、崇仁・東三条支部、杉並支部、そして動労千葉、東京の各地区労組交流センター、茨城県労組交流センターなどが要請書を提出。「3者協議を使っての大野裁判長の再審棄却攻撃を絶対許さない」「新規・明白な『下山鑑定』の鑑定人尋問を直ちに行い再審開始を決定すること以外に裁判所の正義はない」と追及しました。対応した訟廷管理官らは終始うなだれ、13通の要請書と石川さんの「新年メッセージ」を「必ず伝えます」と受け取りました。

今年こそ、各地の23デー闘争の先頭に立ち、東京高裁に対する闘いで鑑定人尋問・証拠調べ、再審開始の実現へ攻め上ることを誓い合いました。(全国水平同盟杉並支部・狩野正幸)

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