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8・6広島弾圧 2人を奪還/8・6実行委、広島市を弾劾 機動隊の暴力的襲撃許さぬ

8・6原爆ドーム前攻防で「暴行罪」をでっち上げられ不当逮捕・勾留されていた2人の仲間を8月26日、起訴攻撃を打ち破り奪還した。大勝利だ。
8・6闘争は、日帝・石破政権―広島市当局の機動隊暴力による中国侵略戦争・核戦争のためのヒロシマ反戦・反核闘争つぶしと真っ向対決して闘われた。昨年を上回る平和公園立ち入り規制・集会禁圧攻撃に対し、不当弾圧をものともせずに5日夜から6日早朝にかけての実力座り込みで原爆ドーム前を死守し集会・デモを貫徹した。この反戦闘争の爆発に恐怖する日帝国家権力は20日、前進社など4カ所に不当な家宅捜索を強行した。だがこうした戦時弾圧を打ち破り、2人の仲間を奪還したのだ。
釈放された仲間は広島県警本部前で「8・6弾圧を打ち破って奪還されました。ありがとうございます。8・6当日の勝利は、逮捕後、『前進』で知りました。8・6闘争の勝利、そして今回の弾圧粉砕で完全勝利です。この勝利の地平で秋の闘いに打って出ましょう」と力強く訴えた。
さらに2人目の仲間は満面の笑みでこぶしを掲げ「8・6ヒロシマに大勝利したぞ! 戦争反対・核戦争反対! 中国侵略戦争を阻止するぞ! 反戦・反核運動への弾圧を許さないぞ!」とシュプレヒコールを上げ、出迎えた仲間と合流し喜びを分かち合った。この勝利の地平を打ち固め、今秋反戦闘争の爆発へ闘おう。

8・6ヒロシマ大行動実行委が、松井・広島市政による暴力的な反戦反核つぶしに抗議申し入れ

8・6ヒロシマ大行動実行委が、中国侵略戦争・核戦争へ反核運動弾圧を進める広島松井市政を弾劾し記者会見(8月27日 広島市)

8月27日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会は松井・広島市政による暴力的な反戦反核つぶしへの抗議申し入れを行った。
被爆80周年の8月6日に原爆ドーム前に座り込んでいた人々に対し、広島市職員が警察・機動隊に強制排除を要請し暴力的な襲撃を行わせたことを徹底弾劾した。抗議申し入れ文を受け取りに現れた市民活動推進課の課長らは「機動隊を導入したことは正しかった」と居直り続けた。共同代表である被爆2世の壹貫田康博さんは、6日朝、機動隊による排除の際に振るわれた暴力によって腕に大きなあざがつけられたことを弾劾。共同代表の大江厚子さんも衣服が破られるなどの被害を受けたことへの抗議をたたきつけた。そして石破ら戦争屋どもを守るために「安全」や「厳粛」といった言葉を使い、反戦反核の声を暴力で追い出すことは絶対に許さないことを宣言した。これに対し課長らは「皆さんが退去要請に従わないから広島県警に排除を要請した」と居直り続け、市職員は妨害に来ていた右翼を「機動隊がガードしていた」という認識を示した。反戦反核つぶしで広島市政と右翼そして広島県警が一体であることを明らかにしたのだ。8・6実行委は、これらを絶対に許さないと市にたたきつけた。
続いて記者会見を行った。8・6朝に暴行罪でっち上げで逮捕されていた2人の仲間を、前日に釈放・奪還したことを報告。昨年に比べ集会参加者が増えたことについて質問が出され、それに対し「アメリカによるイラン空爆が強行され、トランプ政権が広島・長崎への原爆投下を正当化する発言を行ったことへの怒りであり、世界が中国侵略戦争から核戦争に突入しようとしていることへの危機感をもって全国から結集し、機動隊の暴力をはね返した」と回答。そして9月から10月に行われる大軍事演習に対する抗議行動、反戦反基地闘争を爆発させ、戦争が起こる前に阻止するために闘うことを高らかに宣言し、記者会見を終えた。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 八木康行)

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