革命的女性解放闘争の創成かけ開始された闘い貫こう
革共同女性解放組織委員会
革共同女性解放組織委員会の指導部であった中央学生組織委員会議長・石田真弓による女性差別・性暴力と、その隠蔽と居直りのための党破壊を絶対に許さない! 石田の女性差別・性暴力は、まさに家父長制的・男性優位的かつ党役職を悪用した性暴力であり、全役職解任どころか、除名にも値するような階級犯罪である。石田自身も、そのことをはっきりと認めていた。
われわれは、35全総で石田一派の反革命的蜂起を徹底弾劾・粉砕し、叩き出した。このかん、関西の女性同志を先頭とする革命的女性解放闘争の前進が、石田とその一派の「女性解放」なるものの欺瞞(ぎまん)を暴いた。革共同女性解放組織委員会は、この勝利を確認し、石田一派の反革命策動を粉砕し尽くすまで闘い抜くことを宣言する。
石田は、革命党幹部の権威を使って許し難い女性差別・性暴力に手を染め、告発者に塗炭の苦しみを強制してきた。たとえ、告発者が撤回したからと言って、その犯罪性は消えない。ましてや、「石田の功績」などを対置して石田を免罪することなど絶対に許されない。こんなものは「女性解放」でもなんでもない! 直ちにすべての役職を解任することは至極当然である。
しかし、石田とその一派は、解任決定に猛然と反発し、革命党本部内で自らの階級犯罪を隠滅させるための政治局打倒を画策し、党と階級を裏切る反革命の道に十数名の同志を引きずりこんだ。この一点で、そもそも石田が自己批判の立場にすら立っていないことは明白である。
また、石田一派の「政治局には石田を自己批判させる能力はない」という主張は、全国委員の女性指導部、労働者指導部の力をとことん貶(おとし)めるものであり、「女性解放」を騙(かた)りながら、腐敗を隠蔽することを要求するとんでもない組織観だ。石田一派の目には、政治局などごく一部の指導部しか見えていないのだ。「全党を指導できるのは学生戦線しかいない」「学生戦線の女性解放の水準以下」と、高みから党と階級を見下してきた石田一派の正体を暴き、実力で叩き出したのは、石田一派が最も蔑視し、軽んじている女性・青年・労働者同志たちであった。
われわれは34全総以来、女性解放闘争を闘える党に生まれ変わるために、多くの同志たちが、女性差別への屈服を内面化させてきた自らのあり方を切開し、七転八倒しながら闘ってきたことを、高みから論評するだけで、自らの体を通さずに完全にすり抜けてきたのが石田とその一派である。革命運動の「権威」を使って女性差別を居直ること、組織防衛の名で女性差別を切り縮めることは絶対に許されないこと、腐った指導部は曖昧(あいまい)さなく打倒し抜くこと。これが、関西から開始された革命的女性解放闘争の神髄であり、この地平が石田一派をあぶり出し、叩き出したのだ。
「革命的女性解放闘争の荒々しい進撃により、古い汚物を我々自らの手で振り払い、打倒・駆逐・放逐したのである」(関西の女性同志より)。
9月11日に開催された「全学連大会」は、女性差別者=石田の延命のためのおぞましい場となった。一連の事態を引き起こした張本人である石田をぬけぬけと参加させ、それを批判する学生を「政治局への怒りがない!」「当該と連帯しろ!」と罵(ののし)り、揚げ句の果てには「明日は来るな」と排除。そもそも、2日間の開催であった全学連大会を何の説明もなく直前に変更し、本来、全学連大会の2日目にあたる日を石田グループのみが参加する集会へと変え、現に大衆のみならず、石田を批判していた学生メンバーを排除した。
「石田防衛」のために、メディアの取材もシャットアウトし、大会議案も即日回収したという。全学連大会の私物化であり、学生大衆蔑視も甚だしい! 石田が謝罪し自己批判すべきは、数十名の学生だけでなく、党と階級全体ではないのか!
石田の女性差別・抑圧的支配の告発を知りながら、「自分たちには『多忙』で『水準が高い』石田を批判する資格はない」などと擁護し、免罪してきた学生指導部も同罪である。まさにこれこそが、女性差別への告発・糾弾が握り潰されてきた構図そのものではないか!
石田は、昨年末以来、関西における女性差別・性暴力と組織的隠蔽を、舌鋒(ぜっぽう)鋭く「批判」し、「女性解放のイデオローグ」として登場してきた。しかし、その中で石田の女性差別と性暴力が告発された。その実態は、女性差別者・加害者であったのだ。中国侵略戦争阻止の反戦闘争と革命運動に人生をかけて決起した青年・学生・女性たちへの許し難い裏切りである。
さらに、35全総で決定的に現れたのは、石田一派の労働者階級蔑視である。労働者党員を見下し、マルクス主義とはかけ離れた「理論水準」なるもので優越感に浸り、能力主義・エリート意識を満展開させ、労働者同志からの真摯(しんし)な批判から目を背け続け反革命化した。
石田一派による女性差別の隠蔽も、「こんなことは知らないだろう」と党員を支配するためにフェミニズムを革命的女性解放闘争に紛れ込ませることも、女性党員を先頭とする決起で粉砕された。
革共同女性解放組織委員会は、自らの生まれ変わりをかけて、石田反革命粉砕を断固として闘い抜く。党の根幹において、石田真弓を生み出すような女性解放闘争と女性指導部建設の放棄と居直りを真剣に見据え、総括することから絶対に逃げない。「男性中心の党組織の防衛」のために、女性の告発・糾弾を抑えつけ、黙らせるということが、革命運動の内部で実際に発生してきた事実を絶対に曖昧にしない。
革命的女性解放闘争の創成をともに闘いとろう!
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