さくら交通労組がストライキ
賃下げと戦争に立ち向かい
さくら交通労働組合は6月8日、「賃下げ阻止!」「改憲・戦争阻止!」を掲げたストライキに突入し、ストに入った執行部3人を先頭に組合員と支援の仲間が駆けつけ、会社玄関前で雨天をついてスト突入集会を闘い抜きました。
夏季賞与を巡る会社と組合との団体交渉は、「タクシー運賃改定」(札幌圏では昨年12月17日にタクシー運賃が値上げ)によって前年比約18%の増収となった会社が、それにもかかわらず「夏季賞与の支給率(各人の半年間の売り上げに対して7~1%の7段階)の各ランクの最低基準額(タクシー業界では『足切り額』という)の10%引き上げ」を宣言したため、組合側は激しく抗議し、対立しました。会社は増収増益となっても労働者には一切渡さないために最低基準額を引き上げ、さらには景気悪化の際には賞与を下げて賃下げできるシステムを準備しているのです。売り上げが増えたのに賞与が減る人も何人も出ています。こんなことは絶対許せません。職場の労働者の怒りを代表してストに突入しました。この「賞与ランクの最低基準額引き上げ阻止!」が第1の目的でした。
また、今回のストライキの第2の目的は、高市政権が進める「改憲と戦争」に断固反対の声を上げることです。パレスチナで、イランで、アメリカとイスラエルによる非人間的な侵略戦争によって労働者や住民が虐殺されています。いったいどれだけの人々を殺せば気が済むのでしょうか。パレスチナ、イランの労働者に連帯するという思いで闘いました。さらに米トランプ政権は中国に対する世界的大戦争、侵略戦争に突き進んでいます。その最前線となる日本では、高市首相が過去のアジア侵略戦争の反省も全くなく、トランプ政権の要請に積極的に応え、一気に動き出しています。「改憲・戦争阻止!」の闘いは待ったなしです。アメリカ帝国主義も、「社会主義」を名乗る中国も軍事的対抗を競い合い、核戦争による世界の終わりに向かっているようにしか見えません。この現実をひっくり返しましょう。
だからこそ私たちは、多くの労働組合、労働者に、自衛隊員にも戦争反対の闘いに続いてほしいと願ってストライキで闘います。スト集会では、6・14全国闘争・首相官邸デモへの結集を呼びかけました。頑張りましょう。(自交総連SKさくら交通労働組合執行委員長・河野晃興)

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