8・9 長崎で反戦反核行動
権力の弾圧をはね返し、戦争式典粉砕のデモを貫徹した8・6ヒロシマ大行動に引き続いて8月9日、8・9ナガサキ反戦反核行動実行委員会の主催で被爆81周年8・9ナガサキ反戦反核行動を闘い取りました。
長崎市の爆心地公園で午前中、婦人民主クラブ全国協福岡支部の女性労働者の司会で集会を行いました。冒頭、長崎原爆被爆者の土井玞美子さんが「今の核兵器は長崎原爆の1千倍、3千倍とも言われる。絶対に戦争はしてはいけない!」と反戦反核の強い思いを語りました(要旨別掲)。基調報告で福岡県労組交流センター代表の柴田利博が、中国侵略戦争に世界を引きずり込んでいるアメリカ帝国主義、中国侵略戦争を決断し非核三原則の解体=核武装に踏み込んでいる日本帝国主義・高市を弾劾。世界革命を裏切り軍事的対抗にのめり込む中国スターリン主義は人民の敵だと断言して、帝国主義とスターリン主義の打倒を訴えました。8・6ヒロシマ大行動、各地の仲間の決意表明を受け「戦争式典粉砕、高市打倒!」のデモに打って出ました。
被爆者を英霊化し、改憲と核武装に踏み込む高市を絶対に許さない! 怒りに燃えたデモ隊は平和祈念式典の会場へ「戦争式典粉砕!」「高市の式典出席を許さないぞ!」「中国侵略戦争阻止!」「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!」のシュプレヒコールをたたきつけました。
午後は市内で「8・9ナガサキ反戦反核集会」を開催しました。被爆2世の吉田光男さんは開会あいさつで「1971年8月6日の広島平和式典から首相・佐藤をたたき出した被青同の闘いをよみがえらせよう」と語り、天皇制粉砕、中国侵略戦争阻止を訴えました。8・6ヒロシマ大行動実行委員会の壹貫田康博さんが、「戦争式典粉砕」を決断して闘った8・6闘争を報告しました。
基調報告で動労総連合九州の羽廣憲委員長は、「核兵器の近代化」を掲げて配備を進めてきた米帝が没落を極め、第2次大戦以来の総力戦を構えて不可避・不可逆的な中国侵略戦争を開始していることを弾劾。広島・長崎がアジア侵略戦争の大拠点であったゆえに原爆投下の標的とされたことを指摘し、現在も三菱重工長崎造船所が中国侵略戦争に向けて新型イージスシステム搭載艦を建造していることを断罪しました。そして「朝鮮・アジア人民と連帯し、最後の血の一滴まで闘う」と誓った「反戦被爆者の会」宣言を自らの精神として、改憲、安保3文書改定、日米合同軍事演習の攻撃を打ち破る今秋決戦に立ち上がり、11・1全国労働者総決起集会―11・22改憲・戦争阻止!大行進へ攻め上ろうと訴えました。
被爆者の土井さん、被爆2世の島本正勝さんが登壇し、核戦争を絶対に阻む決意を表明。続いて各地の仲間が決意表明を行いました。改憲・戦争阻止!大行進沖縄の鈴木哲也さんは、6・23「慰霊の日」に高市弾劾の声をたたきつけたことを報告し、「反戦運動つぶしの反動を打ち破り、中国侵略戦争阻止を闘う」と語りました。続いて大行進東京は「国会前に集まる青年・女性を獲得し、11・1―11・22へ!」と熱烈にアピール。大行進九州は「『祈りの長崎』ではなく、中国侵略戦争に向け眼前で進められる大軍拡・戦争動員を打ち破ろう」と訴えました。
まとめの発言に立った合同労組レイバーユニオン福岡の吉田理委員長は、「帝国主義戦争を内乱・革命へ転化することを、恐れることなく推進しよう! そのために11・22の大反戦デモを全力で組織しよう!」と訴えました。最後に団結がんばろうで集会をしめくくりました。
(福岡県労組交流センター代表・柴田利博)
共に反戦反核を闘い核戦争阻む
長崎の被爆者 土井玞美子さん
私は1945年、満6歳で被爆に遭いました。髪はチリヂリ、服はボロボロ、体中真っ黒の人たちが「水、水、水をください」と言って歩いてきました。その人たちは水を飲んだ後、息絶えてしまって死体処理場に連れていかれたんだと思います。
いま作られている原爆は広島や長崎の1千倍とも3千倍ともいわれています。絶対に核戦争はあってはならないのです。みんなと一緒に反核反戦の運動をしていきたいと思います。

この記事へのコメントはありません。