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NAAが強制収用に向け「説明会」開催へ―土地収奪攻撃粉砕を!

マスコミ各社は10月2日から3日にかけて一斉に、成田空港会社(NAA)が、強制収用手続きへと具体的に動き出したことを報じた。
それによれば、12月に収用法に基づく事業認定を国土交通相に申請し、それに向けて10~11月に周辺市町3カ所で「説明会」を開催するという。10月28日(水)成田市内、11月6日(金)多古市内、11月11日(水)に芝山町内と、スケジュールを打ち出している。
支配階級の暴力性に満ちたこの土地収奪攻撃を絶対に許すことはできない。
説明会とは名ばかりで、NAAがただ一方的に空港拡張の必要性を述べ立て、会場は大量動員された警察によって「警備」され、地元住民の反対の声は圧殺・封殺され、「地元の理解は得られた」「反対する人はごく一部」とNAAと市町当局が発表する――、このような茶番のシナリオがまたしても繰り返されることは目に見えている。
そして、事前説明会を開いたことを必要条件として満たすことで、NAAは事業認定を申請する。それを受けて国が「公共事業として地権者から土地を収用してよい」と認定し、NAAは千葉県の収用委員会に採決を申請する。収用委員会は「〇月〇日までに明け渡せ」と採決を出し、それに従わなければ強制収用をかける。このようなスケジュールが立てられているのだ。
収用法に基づく事業認定、強制収用とはまさに「私有財産権」も押しつぶして、国家による土地強奪を認める制度にほかならない。
ましてや成田の機能強化は①B滑走路3500メートル化、②C滑走路3500メートルの新設、③深夜と早朝時間への運用時間拡大によって地域を大々的に破壊し、年間発着枠を34万回から50万回に拡大し、殺人的騒音激化によって一帯を「人が住めない場所」にする攻撃だ。
NAA、国、市町当局は「第2の開港」と銘打ち、空港とその周囲に新規投資を呼び込む大仰な開発事業を打ち出しているが、破綻必至のもうけ話にすぎない。結局はこの中国侵略戦争情勢突入の中で、「国家プロジェクト」として成田空港を、国際的物流と先端産業育成の拠点機能を備えた軍事空港・兵站(へいたん)基地として造り上げ、完成させる。それに従わない住民は暴力的にたたき出す。これが敵の階級的意図である。
三里塚芝山連合空港反対同盟はその60年の闘いの中で、「農地死守・空港絶対反対」の原則を貫き、収用法攻撃を実力で打ち返してきた。そして今地域住民も「機能強化反対」の声を上げ立ち上がり始めている。
反対同盟との血盟にかけて、労農学連帯の力を今こそ発揮してこの収用法攻撃を打ち砕こう。「説明会開催」を許さず、成田を廃港に追い込もう。10・11三里塚全国集会に結集し、市東孝雄さんの南台農地を守り抜こう。(TN)

スケジュール
◎10・11三里塚全国総決起集会 10月11日(日)正午 成田市赤坂公園 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟
◎第2の開港粉砕!フィールドワーク 10月14日(水)午前10時 成田市天神峰 市東さん宅前集合 呼びかけ/三里塚芝山連合空港反対同盟

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