特集
大坂正明同志は無実
大坂正明さんは無実 東京拘置所包囲デモ
大坂正明同志と団結を固め、日本帝国主義国家権力の弾圧に抗議する東京拘置所包囲デモが11月23日午後、東京労組交流センターと大坂救援会の主催で行われた。葛飾区小菅の東拘横の小菅万葉公園に労働者・学生100人が集まった。
大坂救援会事務局長の小泉義秀さんが昨年12月の「懲役20年」判決を弾劾し、控訴趣意書提出で本番に入った控訴審闘争を全力で闘おうと訴えた。東京労組交流センターの山口弘宣代表が「階級の力で反撃し弾圧を粉砕しよう」と訴えた。星野再審連絡会議の狩野満男さんが大坂闘争と沖縄闘争を結んで闘うことを強調した。星野暁子さんは「ねつ造を暴いた袴田再審無罪は決定的水路を開いた」と大坂控訴審闘争への決意を示し、星野国賠訴訟の勝利を訴えた。全学連は、20年有罪判決を許さない、中国侵略戦争阻止へ、1971年渋谷のような闘争を、と力強くアピールした。最後に爆取弾圧元被告の十亀弘史さんが、一審判決を国家権力の歴史的犯罪と断じ、「裁判長は無実を知っていて裁判を全否定した、判決は沖縄の闘いの蹂躙(じゅうりん)である」と怒りを込めて弾劾した。
東拘を一周するデモに出た。「大坂正明さんは無実だ!」「一審20年の有罪判決弾劾!」「控訴審闘争に勝利するぞ!」と声を限りにコールを上げた。三つ目の曲がり角からが一番大坂さんに声が届く場所だということで、多くの人がマイクを握り大坂さんに激励の声を届けた。「大坂さん、聞こえますか?」「寒くなってきたけど、頑張って闘いましょう!」「大坂さんと団結して沖縄闘争を闘います!」。万葉公園に戻って翌日の集会への結集を誓い合った。