闘う全逓労働者がJPU大会包囲のデモ
「俺たち労働者は使い捨てのペットボトルではない!」?6月18日、札幌で開かれたJPU(日本郵政労組)大会の会場前に、怒りのアジテーションが響き渡った。全国から集まった闘う全逓労働者の仲間は会場に入る約1000人の代議員たちにビラを手渡し、「民営郵政を支える連合JPを打倒しよう!」「世界の労働者とともにストライキで闘おう!」と力強く訴えた。
写真は労組交流センター全逓部会の横断幕を先頭に、会場包囲デモに立つ労働者(18日)
今回のJP大会は、民営化による全逓と全郵政の統合後、初の定期大会。超勤地獄を始め民営郵政の矛盾が渦巻く中、大会議案ではなんと「生産性向上運動の推進」を宣言。新仙台局で雇い止め通告を受けた青年労働者は「突然の雇い止めとは、お前はもう生きなくていいという通告。泣いている現場労働者を見捨てる労組って何ですか!」と怒りをたたきつけた。
大会でJP労組は、郵政当局の2万4000人首切り計画に言及もできず、「会社あっての労働者だ」と公言、現場の怒りを鎮圧する労働代官に完全に純化した。これに全党派が屈服・沈黙するなか、唯一、動労千葉と共に闘う勢力だけが全国の現場労働者の怒りを体現していることも浮き彫りになった。
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