韓国民主労総、金属労組先頭にゼネスト突入
7月2日、民主労総は金属労組を先頭に、全国240の職場で12万人がストに突入した。起亜自動車では光州工場など3工場で午前10時半から2時間にわたり生産ラインが完全にストップ。現代自動車でもウルサンなど3工場で昼間勤務の労働者が午後3時から2時間の時限ストを闘い、夜間勤務の労働者は3日深夜2時?4時にストに入った。化学や建設労組もストを決行。2日午後6時からはソウル市庁前広場で5000人が「ゼネスト勝利決意大会」を開催、「ロウソク労働者の力で7月を荒々しく闘って必ずイミョンバク独裁政権を裁こう!」と宣言した(写真)。参加者はそのまま、この日のロウソク集会に合流した。
6月28?29日の激突後、イミョンバク政権が公然たる弾圧へ動き出す中、夜のロウソク集会は連日、宗教団体が前面に出る形で続いている。宗教団体による街頭ミサなどの形をとった大集会は権力も禁止できないからだ。労働者階級の組織された力こそが闘いの新たな発展を開く局面に来ている。G8サミット粉砕の6・29渋谷デモの爆発は韓国でも報道され、反響を呼んだ。民主労総の闘う労働者は2日のストを打ちぬいた力をもって今週末、全国からソウルに結集、再びソウルを制圧する大集会をぶちぬき、さらに第2波ストへ突き進もうとしている。これと連帯し、洞爺湖サミット粉砕の7・6札幌現地闘争を闘おう。
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