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イスラエルによるガザ攻撃弾劾し、緊急ヒロシマ行動

 12月30日、イスラエルによるガザ空爆を弾劾し、広島の原爆ドーム前で緊急の抗議行動が闘われた(写真)。主催は、ヒロシマ・パレスチナ連帯、被爆者青年同盟、反戦被爆者の会と、セイブザイラクチルドレン広島、労組交流センター、そしてパレスチナの医療活動を支援している人々が呼びかけに応えて決起。アラブ諸国からの留学生やアラブ人家族も多数参加し、総勢50人を超えた。被爆者青年同盟の仲間が「ヒロシマはイスラエルを告発する!」との提起を行い、アラブの学生が「イスラエルはガザで新たなホロコーストを行っている」と怒りをたたきつけた。

 「ラー リルマジャージリ イスラエリーヤ フィ ガザ!(ガザにおけるイスラエルの虐殺に抗議する!」「ガザ解放! パレスチナ解放! パレスチナを支持しよう! イスラエル糾弾!」。アラブの人々を先頭に、怒りのシュプレヒコールがとどろく。回りを取り囲む多くの観光客も、シュプレヒコールに唱和した。
 今回のイスラエルによるパレスチナ破壊攻撃は、直接にはハマス政権の転覆を狙うものだが、その背後にはイスラエル自身の深刻な体制的危機がある。イスラエルの国内でもこの数年ストが頻発する中、イスラエルの労働者の闘いが全世界での労働者階級の新たな階級的決起のうねりと結合することを、何よりも恐れているのだ。 だがこのガザ攻撃と大虐殺は、パレスチナ解放闘争の新たな発展と労働者階級の全世界的な決起の引き金を引く。すでに欧州各国を始め、世界の人民がイスラエル弾劾のデモに連日、激しく決起している。原爆ドーム前の行動はその一環として闘われた。この行動は、中国新聞の社会面に写真入りで報道された。国際連帯の闘いをさらに強め、09年「生きさせろ!」ゼネストへ進撃しよう。

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