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都政を革新する会新年旗開き 革命の時代開く熱気

 1月12日、都政を革新する会の新年旗開きが地域の労働者や杉並住民の会の高齢者など90人あまりの結集で、大恐慌情勢が深まる中、労働者人民の闘いで革命を実現しようという熱気にあふれて勝ち取られた。
 都政を革新する会代表の長谷川英憲さんが年頭のあいさつにたち、派遣村に象徴される大失業の現実に対して「怒りを燃やし、団結を固めどう闘っていかなければならないのか」と問題を提起し、「資本主義は終わった」百年に一度の危機に入った資本主義を救うのか、終わらせるのか」「資本主義を倒そう。革命をやって資本主義の世の中を根本から変えよう」と訴えた。


 「09年たたかいの展望」として北島邦彦区議が報告を行った。北島区議はこの朝に訪問してきた練馬の派遣村を閉鎖しようという動きを「労働者を分断し団結させない攻撃だ」と暴き、「労働者が団結して闘う中にこそ展望がある」と訴えた。そして資本の儲けのために労働者や高齢者などを犠牲にする新自由主義のもたらした結果として今日の危機があることを明らかにし、山田区政打倒へ「丸ごと民営化」と真っ向から闘うことを表明した。
 乾杯としばしの歓談した後、連帯のあいさつが行われ、三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さんと萩原富夫さんが登壇した。市東さんは北延伸や開港30周年キャンペーンの攻撃が「欠陥空港であることを暴露した」ことを暴き、市東さんの三つの裁判闘争を説明して「土地を守り抜く」決意を力強く表明し、「野菜を作りながら空港反対闘争を続けていく」と宣言した。萩原さんは、市東さん裁判への大きな支援を訴えた。
 動労千葉特別執行委員の滝口誠さんは、動労千葉の組合員に対して強制配転の攻撃がかけられていることに対し、ストライキを構えて闘っていることを報告し、闘う決意を表明した。
 東京西部ユニオンの吉本委員長は、「大恐慌と首切りの時代をはっきり認識して労働組合がいかにあるべきか問われている。闘う労働組合が歴史の最前線に登場する時代が来た」「労働者、労働組合が革命を起こさなかったら誰がやるのか」と資本主義打倒の革命を力強く宣言した。
 「共にたたかう仲間からの発言」で全学連の坂野陽平君は、保釈金カンパへのお礼を述べた後「われわれは人間的生命力を爆発させて生き生きと闘っている。われわれのように闘うことこそがいまの時代に対する回答だ」と訴えた。
 北島邦彦と共に歩む会の北野邦彦さんがまとめを行い、「階級社会をなくし、人間らしく生きられる社会を闘いとることこそ今すぐ始めることだ。労働者が連帯し、力を合わせれば資本家連中に取って代わることができます」と訴えた。最後に全員で力強く団結ガンバローを行い、戦闘的熱気あふれる旗開きとなった。

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