神奈川で反戦集会・デモ 巨大な反基地闘争を
改憲・戦争阻止!大行進神奈川は4月6日、横浜市内で「トランプ・石破を倒そう!米日の中国侵略戦争阻止!神奈川反戦集会」を開催し、80人が結集した。前日の5日に全米50州、1600カ所で反トランプデモが闘われる中、世界戦争の放火者であるトランプを打倒する国際的闘争の一環としてこの日の闘いを打ち抜いた。
集会の冒頭に主催者が、①今求められているのは中国侵略戦争阻止の巨万の反戦デモであり、その一角を神奈川からつくりだすこと、②女性差別・抑圧を許さず、中国侵略戦争阻止闘争の中に女性解放の闘いを貫くこと、③あらゆる職場・労組・街頭で中国侵略戦争阻止を真っ向から訴え組織すること、とりわけ沖縄に次ぐ基地県である神奈川において横須賀闘争をはじめ巨大な反基地闘争をかちとっていくこと——の3点を訴えた。
続いて、大行進呼びかけ人の森川文人弁護士が「反戦闘争は自国帝国主義打倒の闘いだ。労働者民衆の決起を恐れる権力は弾圧を狙ってくる。これに対してリベラルは屈してしまう。戦前を繰り返してはならない」と階級的な立場からの反戦闘争を訴えた。
同呼びかけ人の洞口朋子杉並区議は「青年・学生・女性を組織する大行進運動の発展のために」と題して提起した。運動体も社会で発生している女性差別や性暴力と決して無縁ではありえない、女性差別・抑圧と目的意識的に闘っていくことが、大行進を青年・学生・女性を獲得する運動体へと変革し中国侵略戦争阻止闘争を大発展させていく道であると、大行進の変革の方向性を明確に訴えた。
大行進神奈川呼びかけ人の呉東正彦弁護士は「今横須賀で起こっていること」と題し、レプリケーター構想など米海軍横須賀基地―第7艦隊強化の動き、米空母攻撃部隊と海上自衛隊の一体化、米兵犯罪の激増など、「台湾有事」と称して引き起こされている「基地の街・横須賀」の現実を暴露した。
さらに神奈川労組交流センター三浦半島教育労働者部会や全学連が、中国侵略戦争阻止の決定的闘いとして横須賀闘争への決起を訴えた。
集会後のデモは横浜駅周辺の繁華街のど真ん中を通り、圧倒的な注目を集めた。右翼の妨害を戦争阻止の固い決意ではね返し、元気に闘い取られた。
大行進神奈川は4・19横須賀デモを闘い、4・27渋谷デモへの大結集をめざして闘う決意だ。(改憲・戦争阻止!大行進 T)
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