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5月22日に全関西狭山闘争 再審棄却情勢・中国侵略戦争と真っ向から対決

石川さんは無実だ! 狭山再審棄却許すな! 改憲・戦争阻止し、狭山闘争に勝利しよう! 全関西狭山闘争に決起(5月22日 大阪市)

「緊迫の度合深まり 危急存亡 家令でも 緊張溶かず」石川一雄さんは、不当逮捕61年を弾劾し、棄却情勢への危機感を露わに短歌を詠んだ。許すことのできない袴田巌さんに対する検察官の強暴な死刑求刑は、同時に石川さんに向けられた攻撃だ。死刑、棄却攻撃こそ中国侵略戦争攻撃であり、労働者人民の決起を恐れる岸田政権の危機感の表れだ。
この棄却切迫情勢、中国侵略戦争と真っ向から対決する闘いとして、5月22日に全関西狭山闘争は、豊崎西公園に80名が結集し、全国の狭山闘争と一つになって闘われた。
集会は、深町加代子関西労組交流センター代表の主催者あいさつで始まった。基調報告に立った久原正子全国水平同盟委員長は、「今こそ石川さんの闘いに応え、中国侵略戦争阻止!反戦闘争の爆発と一体で、労働者の狭山闘争への総決起を勝ちとろう。戦争と差別で生き延びようとする岸田打倒し、第3次再審で石川さんの無罪勝ちとろう」と呼びかけた。
石川さんのメッセージが紹介され、「私には『あきらめ』という言葉はありません」、「ペンを持つ手は重くとも、第3次再審に命をかけている」という石川さんの怒りと不退転の決意に、集会参加者は、絶対に棄却を阻止し再審無罪を勝ちとることを決意した。
全国水平同盟からは、維新による更地化・戦争攻撃に「立ち退かない」と住民の決起を切り開いている西郡支部の勝利の報告、高槻支部、崇仁・東三条支部、さらに奈良自治体労働者から報告と決意表明がなされた。とりわけ、5月18日~20日までの沖縄現地闘争に参加した仲間から、戦時下にある沖縄の現実とそれと闘っている沖縄人民との闘いとの熱い合流が勝ちとられ報告がなされ、集会はいそう盛り上がった。
集会では、8・6広島暴処法弾圧粉砕・不当勾留されている5人の仲間の即時奪還、港合同昌一金属支部への組合つぶしを打ち破ること、6・9芝公園への総決起を決意し、多くの青年が待つ梅田へデモに決起した。
6月24日東京高裁包囲デモ―要請行動に決起しよう。(全国水平同盟西郡支部・錦織進)

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