革共同中四国政治集会 情勢に応える革命党建設を
被爆80年の決戦へ
1月26日、広島市内にて中四国革共同政治集会を開催した。
冒頭、司会の広島大生が、「本日は学生が多く結集しています。2025年を闘う飛躍をかけて集会の成功をかちとりたい」と訴えて集会が始まった。連帯あいさつに立った安芸太田町議会議員の大江厚子さんは「中国侵略戦争反対を正面に掲げると町民に引かれるのではないかと思ったが、安芸太田町ではそうではなかった。3月の町議会選挙は反戦闘争そのものとして闘いたい」と町議3期目への決意を語った。
革共同政治局の水樹豊同志が基調報告を行った。「トランプ反革命と中国侵略戦争」と題して、①トランプ反革命登場の意味、②中国侵略戦争情勢の急加速と日本帝国主義・石破政権の動向、③25年の戦略的課題の3点を1時間にわたり熱く鮮明に提起した。
続いて、革共同広島県委員会が「被爆80周年決戦アピール」を提起。「2025年=被爆80周年の激突は開始されている。革共同は広島の被爆者と共に『ヒロシマつぶし』に勝ち続けてきた。8、9回党大会での強固な一致のもと、昨年は原爆ドーム前死守と暴処法弾圧5同志の奪還という決定的勝利を実力でもぎりとった」と語り、「天皇制によるオキナワ、ヒロシマ、ナガサキの圧殺が狙われているが、これは日本帝国主義の危機の表れだ。『一歩も引かない』勢力として登場した責任において今年の8・6へ激闘に臨もう」と訴えた。
カンパアピールと休憩をはさみ、後半へ。各産別の労働者同志が次々と発言に立った。国鉄、自治体、教育、郵政、医療福祉産別からそれぞれが明るい展望を抱いて決意を表明した。
中四国女性解放組織委員会は「米軍の女性への性暴行を許さない。あふれる女性への攻撃を打ち破り、反戦闘争の先頭に立つ。差別・排外主義と無縁でいられる組織はない。具体的な女性への攻撃と闘っていく」とアピール。マルクス主義青年労働者同盟の同志たちは「連続的な実力闘争で組織拡大を実現した」「国家権力と激突する人生かけた闘いが力関係を変えた」「中四国地方でも新支部を結成する」とそれぞれが思いの丈を訴えた。最後にマルクス主義学生同盟広島大学支部の同志が「中国侵略戦争阻止の闘いにこそ人生をかける価値がある。情勢を変える闘いを今年前半で実現しよう」と訴え、会場に熱気をみなぎらせた。
最後は「団結がんばろう」とインターナショナル斉唱で集会を締めくくった。中四国地方委員会は「本物の世界革命情勢」に応える革命党の建設へ大きな一歩を踏み出した。
(革共同中四国地方委員会)
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