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東京西部春闘行動、青年が集会・デモ・街宣を牽引

 3月1日、東京西部春闘行動は、杉並・阿佐ヶ谷で80名の集会・デモ・街宣として闘われ、路線で団結した青年労働者が牽引する画期的な行動となった。青年2人の司会で始まった集会は、西部ユニオン委員長の「俺たち労働者が社会の主人公だ。労働者の力で革命やろう!」の熱烈な訴えで始まり、自治体現業労働者から基調報告が行われた。昨年末の「派遣切り」の規模ではない大失業攻撃に労働者の怒りは爆発へ向かっていること、東京西部の地でも次々と闘いが始まっていることを紹介。「路線を曲げず、団結を貫いて闘えば、団結は確実に拡大する」と鮮明に提起した。さらに道州制・自治体丸ごと民営化攻撃の本質と破綻性を暴き、「攻めの民営化対応」と言って攻撃の先兵になりはてた自治労本部派と職場で対決し、仲間を拡大する決意が表明された。徹底して党派闘争をやりきり、体制内労働運動から組合権力を奪い返し、「生きさせろゼネスト」をやる労働組合をつくろうと訴えた。


 集会後半は次々と闘いの報告・決意が続いた。とにかく明るいし、やる気満々だ。派遣先の職場で「経団連デモに行こう」のビラをまいて切られたが、派遣元で堂々と胸をはって反撃の闘いを開始している青年。交通事故を契機に会社と体制内労組幹部が一体で行ってきた雇い止め攻撃を粉砕したJP労組の青年などからの特別報告が先陣を切った。西部ユニオンはじめどの分会・職場も決して大きな組織ではないし、体制内の手練手管とも無縁だ。資本と非和解で闘うことでゼッタイ団結がつくれる! という自信があふれている。交流センターからは、大幅賃下げの中で仲間を作り、体制内幹部と闘う民間交運の仲間、「人事評価・自己申告」を拒否して道州制反対を闘う自治体労働者、教研集会闘争を報告し、卒業式を不起立ストライキで闘う教育労働者などの決意が続いた。地域の仲間からは、2・26西郡闘争を闘い抜いてきた部落解放同盟全国連杉並支部、交流センター全国総会の「星野文昭さん奪還」決議にふれ、労働者の闘いとして闘おうという杉並・星野さんを救う会からの訴え、3・7国際婦人デー集会・デモの呼びかけ、三里塚現闘の仲間からは3・29現地への総結集が訴えられた。
 まとめと行動提起は西部ユニオン。「動労千葉、5・27被告団と固く団結する。今日はものすごく団結が固まった。自分の職場でもストライキをやりたい! 生きさせろ!ゼネストに合流しよう!」と宣言。「3~4月春闘決戦を職場で闘い、連続したデモ・集会をやり抜いて3・20に総結集しよう」とまとめた。2時間半の集会は、労働者の熱、解放感、怒りと笑いの連続であっという間だった。その勢いでそのまま阿佐ヶ谷市街デモに打って出た。機動隊の規制や公安デカの体制が100人を越えていたが、デモの勢いは止まらない。次々と青年がデモコールを担う。短いデモで4人の青年が飛び入りで合流した。解散地でインターを合唱、権力どもは茫然と見るだけだ。さらにこの後、阿佐ヶ谷駅南北を45人で制圧し、3・20代々木公園結集・渋谷デモへの大宣伝戦を展開した。街宣も青年が主役だ。次々とマイクを握り「生きさせろ。一緒に闘おう。団結しよう。3・20渋谷に集まろう」と訴えた。この日に向けて、日々職場闘争委と実行委を積み重ね、団結は一層強まり、新しいリーダーが次々生まれている。3・20はさらにこの力を数倍にすることを誓い合った! (東京西部・S)

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