8・6ヒロシマ大行動、1800人で大高揚
8月6日午後、「全世界の労働者・民衆の団結で核をなくせ! 戦争・改憲をとめよう! 被爆64周年8・6ヒロシマ大行動」の集会が広島県立総合体育館小アリーナで開かれ、全国から労働者や学生ら1800人が集まり、大成功した。集会後、広島市内デモを戦闘的に闘い、「ヒロシマ、ナガサキを繰り返すな!」「核武装を叫ぶ田母神を許すな」のシュプレヒコールで、沿道の労働者市民と心を一つにした。
集会は、被爆者からの訴え、高山俊吉弁護士の裁判員制度廃止・改憲阻止アピール、実行委員会による基調報告などの後、「アメリカからの連帯」としてILWU(国際港湾倉庫労組)ローカル34のホアン・デルポソさんがオバマの核独占を弾劾し、参加した労働者と被爆者に「国境を越え平和と連帯を求めて共に手を組み闘いましょう」と訴えた。沖縄からのアピールで、沖縄北部合同労組うるまユニオンの富田晋副委員長が、体制内指導部には展望がないことを突き、「道州制粉砕・米軍再編粉砕の先頭に立つ」と誓った。獄中35年の星野文昭さんからのメッセージが紹介された。
国鉄闘争、不起立を闘う教育労働者、道州制・民営化と闘う自治体労働者、法大暴処法弾圧と闘う学生などから、次々と勝利の確信も固く決意が表明された。田中康宏動労千葉委員長は、「大恐慌は労働者の力を生む。労働者には力がある」ことを強調し、改憲と戦争、民営化・労組破壊と闘う11月労働者集会への総結集を呼びかけた。多くの発言者が11月集会への1万人結集を心をこめて訴えた。
この日朝の平和祈念式典で秋葉広島市長はオバマ賛美一色の「平和宣言」を打ち出したが、ヒロシマ大行動はこれに対して、核を独占し侵略戦争を続けるオバマへの真っ向からの弾劾をたたきつけた。早朝の祈念式典弾劾デモには550人が決起し、麻生来広を弾劾した。麻生・オバマ打倒へ、労働者の団結の力だけが核と戦争をなくす道であることが宣言された。(高)
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