制度廃止しかない!9・15津(三重)でも裁判員裁判闘争闘う
9月15日東海地方で初めての裁判員裁判強行に対して、絶対反対!ただちに廃止しろ!の闘いをやりぬきました。「裁判員裁判はいらない大運動・東海連絡会」が呼びかけた地裁前行動とデモ行進には、地元三重をはじめ愛知,岐阜の百万人署名運動、東海合同労組、ス労自主、など労働組合も結集し、早朝から津地裁を痛撃する闘いを貫徹しました。
朝7時半から、最寄り駅である近鉄津新町駅でのビラまきには地元の教育労働者も駆けつけ、津地方裁判所前では、終日「ストップ!裁判員制度」の大横断幕や「裁判員制度いらない!」ののぼりがひるがえりました。11時からは裁判所を怒りのデモが席巻し、この怒りにみちた行動の中で、当日になって呼び出しに応じなかった5名に続いて、出席した44人のなかからも新たに7名が辞退しました。(うち1名の辞退を裁判所が認めなかった)
近くのお城西公園で集会を開き、「労働者を戦争と改憲にひきずりこむ裁判員制度は廃止しかありません。今日は最後まで地元としてしっかり闘いたい」(百万人署名運動・三重)、「津に続いて、10月6日岐阜での裁判員裁判に対しても闘います」(百万人署名運動・岐阜)、「裁判員制度の廃止を求める弁護士声明に呼びかけ人・賛同人が203名集まり、東海第一号裁判にあわせて14日名古屋で記者会見しました。みなさん裁判員制度の廃止までいっしょに闘っていきましょう!」(東海連絡会・弁護士)、「名古屋、岐阜に続き27日の富山でも闘いを組みます」(ス労自主)、「100名の呼び出しに半分以下(44名)しか応じていないこの制度は破綻しているが、廃止に追い込むのが運動の力」(三重の弁護士)と次々と闘いの報告と訴えがありました。
NHKが夜のニュースで「裁判員裁判強行許さないぞ!」「国民の強制動員を許さないぞ!」のデモ行進を報道したほか、新聞各紙も「人を裁く立場に市民を強制的に駆り出す制度は憲法に違反している。裁判員を辞退しよう」(中日新聞)と東海連絡会の代表のコメント入りで大きく掲載し、不安の声がひろがっていることを報道しています。
この日の闘いで、制度廃止はまたぐ~~と私たちの手に引き寄せられました。
裁判所、検察庁、そして裁判員制度推進の日弁連、連合への怒り、そして国鉄分割民営化と1047名解雇、労働者派遣法など戦争・改憲、民営化・労組破壊への怒りを一つにして、労働者・民衆の怒りと団結の力を示す時です。「裁判員制度はいらない!大運動・東海連絡会」の呼びかけにこたえ、10月2日全国集会に結集しましょう。
東海の仲間は、10月6日、名古屋・岐阜で闘う団結をさらに強化し、10・11三里塚、11・1日比谷に総結集します。(東海 T)
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