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米空母ワシントン横須賀母港化抗議!3500名の労働者が決起

 9月26日、『空母母港化36周年・原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀基地母港化1周年抗議・原子力空母配備撤回を求める9.26全国集会』が、横須賀市のヴェルニー公園で行われた。神奈川労組交流センターと婦人民主クラブ全国協議会は、鳩山民主党・連合結託政権打倒を真正面から掲げ、何よりも11・1日比谷への結集を全ての労働者に訴え、大合流をかちとった。


 集会には実際には3500人とも4000名とも言われる労働者が大結集した。しかし主催者発表は2800名。前代未聞の事態だ。現場の怒りとエネルギーが与党化した体制内勢力の制動を突き破った。
 昨年9月25日の原子力空母ジョージ・ワシントン入港以来1年。8月には同じく原子力空母ニミッツが入港した。大恐慌と戦争の激化のなかで、米軍横須賀基地の侵略拠点化が進められている。もう我慢ならない! ミッドウェー配備以来36年。その間、米第7艦隊の拠点であり、米軍にとって空母の国外の唯一の母港とされ、この瞬間もイラク・アフガニスタン侵略戦争の出撃拠点となっているのだ。
 この中で、鳩山は日米首脳会談-国連総会をとおし「日米同盟強化」など戦争政権の本質をあらわにした。集会においても民主党議員・首藤が「オバマ大統領とも協働して核兵器廃絶をはじめ、新たなる両政権で新たな世界平和をつくっていかねばなりません」とメッセージ。同じく地元から出馬した民主党・横粂も「単純に配備反対言えぬ」(9月24日「朝日」)とぬけぬけと言い始めた。塩川一派の民主党尻押し運動は戦争推進運動だ。これらは横須賀闘争への反動的であり反革命だ。
 しかし現場には怒りが渦巻き、体制内勢力をぶっ飛ばし、労働者の団結こそが戦争を止める力だというエネルギーが間違いなく溢れている。
 「組合は、選挙では民主党支援しろといい、戦争には反対という。全くおかしい」と述べ「腹を固めて現場から労働運動を甦らせよう」という呼びかけに応え、快く11月集会の賛同に応じる青年労働者が次々とあらわれた。「民営化絶対反対」というメッセージも多い。国鉄1047解雇撤回闘争の勝利こそ、民営化を阻止することを多くの青年労働者がつかんだ。また「労働組合は何のためにあるのか」「労働組合こそ革命の主体ではないか」という大討論の輪もできた。
 民主党・連合政権の登場こそ、連合を打倒し、労働運動を甦らせる大チャンスだ。8・30情勢が示した労働者の怒りはこの瞬間も体制内勢力を破綻に追い込んでいる。労働者の怒りはこんなものではない! 国鉄1047名解雇撤回を掲げた11・1集会がどれだけ労働者に伝わるのかに勝負がかかっている。現場には怒りがある! 11月1万人へ全力で突き進もう!(神奈川 F)

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