動労千葉が48時間の第1波ストに突入!
動労千葉は2月1日早朝から、本線乗務員、検修・構内業務、営業職の全組合員が48時間の第1波ストに突入。この日に発した闘争宣言で「今日、われわれは新たな闘いに突入する。この闘いは第2次分割・民営化反対闘争だ」と高らかに宣言した。
JR千葉支社は2月1日付で、津田沼支部の滝厚弘運転士をライフサイクルで強制配転、さらに幕張支部破壊のために小沢勇副支部長を千葉検査派出へ強制配転した。幕張支部ではこの4カ月間で、支部三役4人のうち3人が車両センター本区から強制配転されたことになる。こんなあからさまな組織破壊、不当労働行為がどうして許せるか!
スト1日目は、全組合員が2人の仲間への強制配転強行、そして鉄道業務を丸投げ外注化しようとしているJR東日本に対する怒りをたぎらせて、終日の行動を意気高く貫徹した。
業務の全面外注化が狙われている幕張車両センターは、早朝から怒りのアジテーションに包囲された。車両センター入り口に陣取った幕張支部組合員は、手に手にビラやプラカード、横断幕、支部旗を持ち、職場の仲間に「スト破りの不当な業務命令を拒否しよう! 動労千葉に結集し共に闘おう!」と熱く訴えた。このスト突入のまっただ中で、幕張車両センターの2人の労働者がスト破りを拒否して動労千葉に加入した。最寄り駅である幕張本郷駅前には、全学連や法大文化連盟、労組交流センターなどのスト支援部隊が駆けつけた。
午後1時からは、滝君の職場である習志野運輸区への抗議行動が280人で闘われた。ストに突入した各支部組合員と支援部隊が津田沼駅前に大挙結集。支部の旗を林立させながら習志野運輸区の門前に詰め寄り、徹底的に怒りをたたきつけた。
午後3時からは千葉市内でスト貫徹総決起集会が開催され、400人を越える組合員・支援が大結集した。集会終了後、参加者はJR千葉支社前に移動し、氷雨が降る中、大部隊での抗議闘争をやり抜いた。第1波ストは2月2日まで闘い抜かれる。
●支援する会は総武線沿線で大情宣
48時間ストに決起した動労千葉と連帯し、支援する会に結集する労働者・学生は、早朝からの大情宣に立ち上がった。千葉、津田沼、錦糸町、お茶の水、新宿、三鷹などの各駅、さらに神奈川県の大船駅に至る主要ターミナルを席巻した。御茶の水駅では、女性労働者から「がんばって下さい」と1万円のカンパが寄せられた(O)
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