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動労西日本が岡山駅で春闘第1波スト決行!

 動労西日本は、3月13日JR岡山駅において春闘第1波ストライキに立ち上がった。14時から駅前で行われたスト突入集会で、山田和広副委員長は、「動労千葉のストと連帯し、契約社員制度廃止・解雇撤回まで闘う」と宣言した。集会には、5・27国労臨大闘争弾圧被告団の富田益行団長もかけつけた。
 岡山駅中央改札口に向けてのデモ(写真)に続き、JR岡山支社包囲デモに立ち、岡山市民会館で行われた「山田くんを支える会」結成集会では、大江照己委員長が「新たな1047名闘争が岡山から開始された」と宣言し、動労西日本の現場組合員3名全員で第2波ストへの決意を明らかにした。

【ストライキ宣言】
 2010年3月13日、動労西日本副委員長・山田和広

 (1)契約社員制度廃止! 解雇撤回! ストライキで闘うぞ! 本日、動労千葉は第3波ストに入っています。動労千葉と連帯して本日のストライキを闘います。
 (2)JR西日本は契約社員制度をすぐに廃止せよ。たった5年で青年労働者を使い捨てにする制度など、絶対認められない。青年労働者の未来を奪い、職場の団結を破壊するこの制度はなんなのだ。JR東日本における検修業務の全面外注化と同様、合理化によるコスト削減のために、国鉄分割・民営化から始まった全労働者の9割を非正規雇用化していく攻撃そのものだ。
 契約社員制度の導入や業務の外注化の結果、安全が崩壊している。安全がうたわれていた新幹線でも事故が激発している。3月3日には新幹線車両の部品が破損により発煙し、あわや火災という大惨事が発生した。合理化で要員が減らされ、劣悪な労働条件のもとで安全な車両を整備し、走らせることなんてできない。駅だって同じだ。ぎりぎりの要員で業務をこなさなければならない。休憩室までの往復時間でしかない10分間休憩、給料は時給制、出勤時間が不規則な勤務でこき使われる。こんなので、まともな仕事ができるはずがない。絶対に、契約社員制度を許さないぞ! さて、このストライキに対して、たくさんの応援メッセージをいただいています。元同じ職場の契約社員だった人、また、同じ職場の他労組の同僚からもいただいています。
 (3)JR西日本は動労西日本山田副委員長への解雇を直ちに撤回せよ。これは国鉄分割・民営化で1047名の労働者が解雇された攻撃と同じだ。国鉄分割・民営化で、国鉄の組合活動家を排除するため、国により1047名の解雇が行われた。今日の首切り・非正規雇用化の手本となるものだ。国鉄の看板をJRに書き換えれば、組合破壊のための首切りという国家的不当労働行為も許されるというとんでもない攻撃だ。今、鳩山政権は1047名の解雇撤回を認めず、わずかなお金で解雇撤回闘争をつぶしにかかってきている。これは、職場復帰を願う1047名の意思を踏みにじるものであり、到底受け入れられない。1047名の解雇問題はJRに責任を取らせ、解雇を撤回させない限り解決はしない。1人の首切りも許さない、解雇撤回は組合活動の原則である。動労千葉はこの原則を貫き、1987年からずっとストライキでJRと闘い続けている。
 私は、動労西日本にかけられた組合破壊攻撃、職場からの排除を目的とした解雇を許さず、動労千葉のように闘い続ける。第二の国鉄分割・民営化ともいえるこの解雇攻撃は、JRの青年労働者のみならず、あらゆる職場で働く青年労働者の怒りに火を付けるだろう。契約社員制度廃止・解雇撤回まで闘うことを宣言する。

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