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新潟で沖縄米軍基地撤去・日米安保粉砕へ集会・デモ

 5月3日、新潟市の中心街で「普天間基地即時閉鎖! 辺野古新基地建設阻止! 沖縄―本土の怒りで民主党政権を打ち倒そう! 5・3沖縄集会」とデモが60人の結集で闘われた。主催団体の百万人署名運動の呼びかけに応え、青年労働者を中心に企画会議がもたれ、1ヶ月間で7千枚のビラと「沖縄・憲法署名」を街頭・職場・大学で展開した。「沖縄の基地問題とは日米安保問題」の本質論議を恐れる他の政治勢力、党派がアリバイ的取り組みしか行わない中、われわれの街宣と集会は圧倒的注目を浴びた。特に9万人を結集した4・25県民集会の衝撃は大きく、街頭では1時間半で160筆の署名が集まった。

 集会は、5・15沖縄闘争に決起する青年労働者が司会をつとめ、DVD『沖縄戦後闘争史』と沖縄の青年・富田晋君のアピールが上映され、今度こそ日米安保、米軍基地問題に決着をつけなければとの思い、沖縄・辺野古におしつける民主党・連合政権への怒りが湧いてきた。続いて、学生の沖縄フィールドワークをやっている新潟大学教授・宮薗衛さんが「沖縄米軍基地の歴史」について講演した。
 百万署名運動新潟県推進委員会事務局は集会の基調提起として、�@沖縄の労働者民衆とともに70年安保・沖縄闘争を引き継いで「第三次安保・沖縄闘争」を爆発させよう、�A青年の怒りと情熱で鳩山政権を倒し、世の中を変えよう、�B沖縄の闘いを押さえ込んできた既成勢力をぶっ飛ばし、労働者の未来は労働者自身で決めよう、�CILWUや動労千葉が実践しているように労働者には戦争を阻止する力があると提起した。
 引き続き特別報告に立った国労の青年は、「国鉄労働者の怒りと沖縄の労働者の怒りを一体化して闘おう」と政治解決案に絶対反対している動労千葉と国労闘争団を支える決意を語った。締めくくりに4人の沖縄派遣団が職場の闘いと1ヶ月に及ぶ集会オルグや街宣の闘いでつかんだ実感を語る中で、5・15〜16現地闘争への決意を固めたことを熱く語り、熱烈なカンパを訴えた。この集会の様子はテレビでも報道された。デモには同一会場で憲法集会を行っていた市民グループも合流して、新潟市の象徴である万代橋を渡り、連休のイベントで賑わう若者の街、万代シティまで圧倒的な注目を浴びながら貫徹した。(新潟・S)

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