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衆院でのNSC法案強行・秘密法案審議入り弾劾! 国会前などで一日行動

20131109a-1.jpg 11月7日、国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案の衆院本会議採決および特定秘密保護法案の審議入り強行に対して、終日に渡って国会前を拠点として連続的・重層的な抗議行動が闘われました。
 朝から、「共謀罪」に反対する仲間が国会前に座り込み、ビラまき・マイク宣伝と集会を夕方まで継続。またマスコミも注目するなかで行われた昼の国会前集会と夜の官邸前行動には、公務員労組をはじめとする多くの労働者と共に「とめよう戦争への道!百万人署名運動」が参加し、闘いを牽引しました。 

 まず、秘密保護法の審議入りを弾劾する国会前昼集会は、STOP!「秘密保護法」大集会実行委員会(http://www.himituho.com/)の主催で行われ、250人が集まりました。「戦争をする国にするための法案だ」「すでに秘密対象は40万件。いくらでも拡大できてしまう」「できることはすべてやって、なんとしても廃案にしよう」と、危機感と怒りに満ちた発言が次々と行われました。
 集会後には記者会見が開かれ、夕方には官邸前抗議行動が400人で闘われました。
20131109a-2.jpg また昼には同時に霞ヶ関において、「新捜査手法反対連絡会議」による法制審議会抗議デモが行われ、法務省や警視庁を直撃する戦闘的デモを貫徹。
 国会前で行われた「破防法・組対法に反対する共同行動」の一日座り込みにおいては、「共謀罪」と、今回のNSC・秘密法および新捜査手法導入(およびカンパ禁止法の大改悪)が完全に一体のものとして、労働運動弾圧を核心として全ての人々に襲いかかってくることを批判するビラをみんなで通行人などに配り、事務局からは、政治的・経済的危機にのたうつ安倍政権の「戦争と治安管理国家化」との対決が秘密法反対運動にかかっている、との決戦アピールがなされました。
 このようななかで、座り込みの現場では、11・3労働者集会の成功も報告されました。共に「共謀罪」の廃案を勝ち取ってきた関西生コン・港合同・動労千葉と、国鉄全国運動が呼びかけて結実した「この団結こそが治安立法阻止の根源的力だ」とマイクでアピール、さらに『前進』のコピーが配られました。改憲と戦争・治安弾圧に対する反撃の核心が、国鉄決戦を基軸として闘う階級的労働運動の拡大であることをハッキリと指し示し、秘密法反対運動などの幅広い闘いや統一戦線に勝利の心棒を入れるものこそ、階級的労働運動の圧倒的登場です。
 百万人署名運動が呼びかける11・22集会(午後6時半開会・日比谷図書文化館)とデモをはじめとした連続的闘いを、闘う労働組合で埋め尽くそう。国鉄解雇撤回10万人署名や11・3集会での改憲阻止労組声明を武器に職場・街頭に分け入り、秘密法阻止を突破口に巨大な改憲阻止闘争を巻き起こしましょう。(「百万人署名」会員・K)
 

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