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泉佐野市議選、こくが候補激戦を勝ちぬき7選果たす

 5月16日投票の泉佐野市議会議員選挙において、こくが祥司候補(関西新空港絶対反対泉州住民の会事務局長、関西合同労組特別執行委員)は、少数激戦を勝ちぬき、1192票を獲得して20位で7選を果たした。
 今回の選挙戦は、大恐慌下、関空関連事業で財政破綻の危機に瀕する新田谷市政が打ち出した市職員の大量解雇と公立の保育所・病院を民営化する「財政健全化計画」、そして関空に米軍普天間基地の機能を移転させる攻撃と全面対決する政治決戦として闘いぬかれた。

 公務員労働者に対し激しいバッシングが襲う中で、これに屈服して首切りと民営化の先兵と化した市職労(自治労連)の敵対を打ち破って、こくが候補は現場労働者の怒りと結びつき、闘いの展望を指し示した。労働者の決起を信頼し、民営化絶対反対を貫くこくが候補を、労働者が選択したことでもぎとった勝利だ。その意義は計り知れない。
 選挙戦の全過程を、泉州住民の会、こくがよしじと語ろう会の住民の決起とともに、関西合同労組が連日宣伝戦に総決起した。そして、地域と街頭において密集した反動との激突に勝ちぬき、最後は日本共産党をたたき落として、こくが候補の勝利を確定した。労働者階級の未来をかけた闘いとして、半年後、1年後の展望を切り開いた。「財政健全化計画」粉砕、関空の米軍基地化阻止へ、労働者の総決起をかちとろう。(TK)

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