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「動労千葉を支援する会・千葉」の結成総会かちとる

 「動労千葉を支援する会・千葉」の結成総会が4月29日、千葉県内の労働者、動労千葉組合員を始め70人の結集でかちとられた。
 冒頭、司会の女性労働者が「現在、千葉の支援する会には、全国で最も多くの会員が結集しています。しかし身近に動労千葉が存在し、支援する会本部事務局も千葉にあることもあって、独自に千葉に会をたち上げようという論議がされてきませんでした。一昨年10月、広島で支援する会が結成され、その後、新潟や静岡でも結成される中で『動労千葉の地元である千葉に、支援する会をたち上げなければ』という声が上がりました。結成準備委員をつのって討論を重ねた結果、支援する会・千葉の結成を呼びかけるにいたりました」と結成までの経過を報告した。

 次に連帯あいさつとして「裁判員制度はいらない大運動」の仲間、三里塚反対同盟の宮本麻子さん、東京西部の仲間が発言した。東京西部の仲間は「5月20日に東京西部に支援する会を結成する」と報告した。
 動労千葉からの提起として長田敏之書記長が、昨年秋からの検修業務全面外注化阻止闘争の経過と勝利を報告するとともに、この間の1047名闘争の「政治和解」の動きを徹底的弾劾して国鉄決戦勝利の新たな全国運動を開始することを訴えた。
 事務局から「今日の結成総会をもって支援する会・千葉を、動労千葉と支援・連帯・共闘する物質力を持った県内唯一の運動体として、そして新たな全国運動の責任団体として飛躍させていこう! 国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回の新たな全国運動は必ずや巨万の労働者の心をとらえることは間違いない。今期の夏物販闘争の成否が、『全国運動』の成否をも決める。徹底して物販にこだわり、すべてをかけよう。連休明けから総力で打って出よう!」と運動方針が力強く提起された。
 その後の討論では、参加者から職場での闘いの報告や、会員拡大、物販への決意が次々と述べられた。
 国労本部は4月26日、機動隊まで導入して臨時大会を強行した。4月9日に政府が示した「解決案」を受け入れ、「国鉄改革完遂」を機関決定するという歴史的裏切りだ。その直後に、そして「新たな全国運動」がスタートせんとしている中で、まさに動労千葉の地元・千葉で支援する会が結成されたことは決定的だ。続いて東京・西部で、そして全国各地に動労千葉を支援する会が結成されれば「全国運動」の巨大な発展は間違いない。(千葉・KU)

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