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右翼・警察の妨害はねのけ、靖国神社弾劾の戦闘的デモ

s20100816b-1.jpg 8月15日朝、「閣僚の参拝を許すな! 靖国神社参拝阻止デモ」が労働者・学生ら約260人が参加して闘われた。主催は反戦共同行動委員会。靖国神社にほど近い東京市谷の法大キャンパス正門前の外濠公園で決起集会ののちデモに出た。途中、飯田橋駅付近で天皇制右翼が挑発・敵対してきたが、デモ隊は隊列を固め右翼と警察の一体となった妨害行動をはねのけて進撃した。「改憲と戦争に向かう菅政権打倒」「靖国神社は戦争のための神社だ」「侵略と差別の天皇制を打倒するぞ」「国際連帯で闘おう」などのシュプレヒコールをとどろかせ、飯田橋駅前を通り外濠公園に戻るデモをかちとった。 

s20100816b-3.jpg デモに先立ち、外濠公園で集会を開いた。反戦共同行動委事務局長の北島邦彦・杉並区議が司会を行った。動労千葉の滝口誠さんのあいさつの後、韓国から参加した民主労総ソウル本部の2人の労働者が紹介された。ペギナム副本部長は「日帝の30年を超える植民地支配の中で、私の母は紡績工場で強制労働させられた。このような日が再びあってはならない。一緒に日本の軍国主義に反対しよう」と呼びかけた。ドイツの3人の学生が紹介され、「広島・長崎に続き、今日のデモを戦闘的に闘う」と決意表明した。基調報告を東京労組交流センターの小泉義秀さんが行った。小泉さんは「日米韓軍事演習を弾劾し労働運動の力で北朝鮮侵略戦争を絶対に阻止しよう」と呼びかけた。法大生の洞口朋子さんは「この法大キャンパスで今年前半を闘ってきた。仲間と討論し団結拡大へ闘ってきた私への無s20100816b-2.jpg期停学処分は絶対に許せない。青年の未来が奪われている。学生の力、国際連帯の力で戦争を止め社会を変えたい」と元気はつらつと発言した。最後に東京反戦共同行動委の三角忠さんが「右翼の敵対を断固はねのけデモをやり抜こう」と呼びかけてデモに出発した。
 40分間の靖国神社弾劾デモを闘い抜き、法大前に帰ってきたデモ隊は、権力と右翼を圧倒して闘い抜かれたこの日の闘いの勝利を確認し、織田陽介・全学連委員長の総括提起を受けて、法大闘争をさらに強力に闘っていくことを誓いあった。(N) 

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