1. HOME
  2. ブログ
  3. 広島で狭山集会、石川さんのメッセージに新たな決意

広島で狭山集会、石川さんのメッセージに新たな決意

s20110524a-1.jpg 5月22日、広島市西区福島町の「いきいきプラザ」(旧西隣保館)において、部落解放広島共闘会議の仲間35名が結集し、「反失業・反原発! 分断打ち破り生き抜くための団結を! 石川さん不当逮捕48カ年糾弾! 5・23狭山集会」を開催した。
 冒頭、三里塚反対同盟と支援者に対する5・20弾圧を集会参加者全体で徹底弾劾した。石川一雄さんが全国の狭山支援者に発したメッセージが紹介された。 

 「48年に及び『犯罪者』のレッテルを貼ってきた司法権力を満腔からの怒りを込めて弾劾しなければならないと思っています。泣くも笑うも今年の闘いにかかっている」という石川さんのメッセージは、解同本部の「政治休戦」―5・23闘争放棄を鋭く撃つものだ。参加者は、石川さんと共に今こそ差別分断を打ち破り、権力と闘い抜く決意を固めた。その後、部落解放東日本共闘会議と部落解放同盟全国連西郡支部からの連帯のメッセージが読み上げられた。
s20110524a-2.jpg 広島解放共闘の代表が基調報告を行った。「3・11情勢の下で激化する新自由主義攻撃、労働者階級への団結破壊の攻撃を打ち破る部落解放闘争、狭山闘争の新たな発展が今こそ必要だ」「震災解雇との闘いも反原発の闘いも、差別と分断を打ち破る資本と闘う団結、闘う労働組合の再生にかかっている。6・5国鉄闘争全国運動大集会の大爆発をかちとり、さらに8・6ヒロシマで反戦・反核・反原発の世界大会を」と訴えた。
 解放共闘に結集する労働者、学生からの決意表明が行われ、広島東郵便局部落解放研究会は、職場の非正規職労働者への雇い止めを阻止した闘いを報告。広島連帯ユニオン草津病院支部からは、組合破壊を目的とした刑事事件デッチあげ攻撃と闘う青年労働者が、弾圧に屈せず闘い抜く決意を述べた。さらに動労西日本の大江照己委員長、自治体労働者、婦人民主クラブ全国協広島支部、星野文昭さんを救う会、全学連が発言した。広島県労働組合交流センターの植野定雄事務局長が行動提起を行い、6・5国鉄闘争全国運動大集会への組織化へ残る2週間全力で闘い抜くことを確認した。(T・N) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択