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婦民全国協総会、丹治孝子さんを代表とする新体制確立

s20100827a-1.jpg 8月21・22日の両日、婦人民主クラブ全国協議会第27回全国総会が横浜市鶴見で開催された。1929年恐慌を上回る大恐慌の時代に、それをチャンスとしてとらえ、大恐慌・大失業・戦争を革命へ、国鉄大運動を職場・地域で闘い抜き、反戦闘争を先頭で担うと新たな飛躍の決意を固めた。新生婦民全国協の出発として新体制が確立された。29年恐慌を経験し、戦前・戦後を生き抜き闘い抜いてきた丹治孝子さんを新代表に選出し、そのもとで革命勝利へむかって闘っていくことが満場の拍手で確認された。さらに西村綾子前代表を特別顧問とし、2011年、新自由主義攻撃との真っ向からの対決となる相模原市議選5期目に挑戦することを決定した。 

s20100827a-2.jpg 一日目、総会議案の提案が鶴田ひさ子事務局長から行われた。「大恐慌情勢の下、世界中で労働者の大反乱が起き、日本では労働者の決起をつぶすための4・9大反動との闘いが開始されている。分離独立から26年、国鉄分割・民営化や均等法・派遣法など新自由主義の攻撃と対決してきた婦民全国協だからこそ、この大反動を許さず闘い抜こう。会員一人一人が飛躍し、組織者になろう。戦争に行き着く以外ない資本主義体制を本気でひっくり返していくために、新体制を確立して闘いにのりだそう。活動の柱の新聞を変革し、職場・地域で大胆に拡大しよう」と提起された。
 特別報告は国労闘争団の成田昭雄さんから。4・9政治和解について「自分にとって、解雇に対しては解雇撤回しかない。和解の判を押さないことは当たり前のことだった」「このままでは青年の未来も何もない。ぜひみなさんにはもう一人の闘争団になってほしい」と訴えられた。
 夕食交流会、2日目の分散会では活動報告・交流が行われた。全国から結集した会員・読者が自らの職場・生活の中での格闘を率直に出し合った。その一つひとつが最末期の資本主義社会で女性労s20100827a-3.jpg働者・労働者家族がぶつかっている困難と闘いそのものであり、日々生きることが闘いであることを示していた。全体討論は積極的な発言が続いた。「新代表の丹治さんは82歳になる。その下の私たちは年取ったなどと言っておれない。戦争体験からの反戦、労働者の組織化の経験、みな生きてくる。みんなの飛躍で闘おう」「相模原市議選はこれまでにない対決になる。全力で闘おう」
 総会には、たくさんのメッセージが寄せられ共闘からの挨拶が行われた。三里塚芝山連合空港反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さん、動労千葉から争議団当該の中村仁さん、沖縄民権の会の座覇光子さん、星野再審全国連絡会議の星野暁子さん、全国労組交流センター女性部長の長谷川ユキさん、部落解放同盟全国連合会杉並支部の田中れい子さんらが、それぞれの生き様を語りながら熱い連帯の訴えを行った。
 まとめと総会宣言の読み上げが行われ、新体制の承認、新旧の代表の挨拶、11月集会1万人の勝利を誓い合って幕を閉じた。(T) 

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