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西郡住宅-貯金差し押さえ裁判の不当判決弾劾!

s20100908a.jpg 9月3日、大阪地裁大法廷での西郡住宅裁判(貯金差し押さえ弾劾裁判)の判決に、家賃供託者を先頭に部落解放同盟全国連西郡支部、八尾北労組、八尾北命と健康を守る会、全関西・東京から闘う仲間90人が大結集した。2年間の裁判をとおして明らかになった応能応益家賃制度の破綻と闘いの正義性、事実関係の一切を踏みにじり、稲葉重子裁判長は原告9人の訴えを却下する暴挙を行った。「不当判決だ! こんな判決は絶対認めることはできない」。岡邨洋全国連西郡支部長が立ち上がり、裁判長を弾劾。原告を先頭に傍聴席の仲間たちが一斉にシュプレヒコール。被告の八尾市代理人は誰も来なかった。裁判官たちは逃げ去った。彼らの不正義は暴かれた。 

 直ちに弁護士会館で弾劾集会に決起(写真)。不当判決をものともしない原告団の烈々たる戦闘宣言が発せられた。「労働者として、一人の青年として証言に立った。結果はこういう形になったが勝利しているのはわれわれだ。みんなと一緒に闘っていく」「資本主義の中では弱者が絶えず不利におかれる。団結で闘う以外にない。労働者階級としてさらに前進していく。意気盛んに闘っていく」「裁判官も行政もみんな同じ穴のムジナだ」「判決は絶対許せない。闘うための第一歩だ」「私たちはここまで闘ってきてますます力をつけている。これでもか!と闘っていく」。この闘志! 敵の狙いは根本から打ち破られているのだ。
 弁護団は判決文の中身を怒りを込めて弾劾。岡邨支部長は「追いつめられているのは八尾市、国だ。9・3をもって新たな闘いに入った。団結の拡大でひっくり返す。徹底的にやろう」と力強く訴えた。
 闘いはこれからだ。住宅明け渡し弾劾裁判の結審は10月1日(午前11時、大阪地裁808号法廷)。八尾北医療センター明け渡し裁判も始まる。国鉄全国運動とひとつになって、住宅闘争、八尾北民営化阻止決戦を闘い、新自由主義攻撃を木っ端みじんに打ち砕く。一切を11月1万人結集へ!(U) 

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