「新しい時代の新しい三里塚闘争へ!」千葉県集会が大成功
9月20日、千葉のDC会館で「市東さんの農地強奪を許すな! 9・20千葉県三里塚集会」が開催された。主催の集会実行委員会の呼びかけに応えて120人の労働者・学生・農民・市民が会場を埋めた。仮執行を粉砕した天神峰現闘本部をめぐる闘い、市東孝雄さんの怒りの決起が切り開いた団結街道封鎖攻撃との激闘に勝利した今年前半期の闘いの地平を確認。青年労働者・学生を先頭に“新しい時代の新しい三里塚闘争”の開始を告げる10・10全国総決起集会に仲間とともに大結集する決意を固めた。
三里塚芝山連合空港反対同盟からは北原鉱治さん、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが駆けつけてくれた。北原さんらは44年にわたる三里塚闘争の歴史、反戦への思い、市東さんの決起の偉大さを口々に語り、10・10集会への結集を熱く訴えた。
動労千葉の田中康宏委員長は、動労千葉にとって、また4・9政治和解に対して新しい国鉄全国運動を呼びかけた決断にとって、国家権力に屈しない三里塚闘争の存在がいかに決定的だったかを強調し、10・10集会と11・7労働者集会1万人結集を呼びかけた。
これを受けて決意表明に移った。三里塚決戦を闘う三里塚現闘と全学連坂野陽平委員長代行、国鉄決戦を闘う動労千葉争議団の中村仁さんと幕張支部の関道利さん、さらに結成したばかりの動労千葉を支援する会・習志野、三里塚をともに闘う婦民全国協千葉支部と千葉・星野文昭さんを取り戻す会、職場から国鉄・三里塚を闘うちば合同労組と医療労働者、千葉労組交流センター事務局長が次々と発言した。どれもが勝利の展望を開く三里塚闘争への確信に満ち、参加者を奮い立たせる力がこもっており、発言のたびに大きな拍手が会場を包んだ。
最後に司会を務めたちば合同労組の青年労働者がまとめと行動提起で、千葉の労働者こそ10・10三里塚、11・7日比谷野音への総決起の先頭に立とうとアピール。団結ガンバローで直ちに闘いに立つことを誓った。(T)
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